愛犬の寒さ対策7つ。乾燥から皮膚を守ろう!

犬は毛がありますが、だからといって、防寒の必要がないわけではありません。特にシニア犬の場合、寒い気候はその皮膚に大敵です。加齢につれて、脂分を分泌する腺は衰え、皮膚は乾燥しがちになります。冷えた冬の空気と乾燥した屋内の熱は状況を悪くするばかりで、かゆみやフケの原因となり常にひっかいたり、かんだり、なめたりするようになります。
愛犬が、健康な皮膚と毛を維持し、冬を乗り切れるよう、次の項目を行ってください。

1.部屋に加湿機を置く。

家の中の空気は冬の間、乾燥するようになり、愛犬の皮膚や毛から水分を奪います。加湿機で、空気の乾燥を防ぎましょう。

2.入浴は最低限に。

入浴は皮膚から脂分を奪い、フケを増やす可能性があります。シニア犬をお風呂に入れるなら、ペットショップで販売している保湿シャンプーを使いましょう。人用の石鹸とシャンプーは、人の皮膚のペーハーに対して調製されており、皮膚の乾燥や炎症、かゆみを生じる場合があります。家の外に出す前に、厚めのタオルでよく拭きましょう。シニア犬へのドライヤー乾燥は、皮膚に強すぎるかもしれません。ひと月にどのくらい入浴させるかは、かかりつけの獣医に相談してください。

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3.定期的にブラシをかける

ブラッシングは、皮膚や毛、血行をよくします。加えて、清潔な毛は、服を重ね着させるのと同じくらい、暖かさを保ちます。

4.短く刈り込まない。

トリムすることはいいことですが、冬の寒さから守るため毛を少し長めに残しましょう。

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5.脂肪酸サプリメントを与える。

老犬は、皮膚や毛の健康を維持するために必要な脂肪酸を十分作ることができません。寒い季節が始まる数週前からサプリメントを始め、必要な栄養分を皮膚の細胞に与えましょう。

6.活発な愛犬には、食事量を増やす。

外で大いに遊ぶ愛犬なら、エネルギーを補給するため一般的な食事量より多めに与え、毛を太く健康に保ってあげましょう。

7.服を買う。

冬の間、シニア犬には必要以上の保護が大切です。被毛が薄ければ、寒い日のお出かけには暖かいセーターを着せたり、ブーツをはかせてあげてください。

 

まとめ

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いかかだったでしょうか。特にシニア犬の場合を中心に紹介しましたが、若い犬でも基本は同様です。童謡の雪やこんこんで、「犬は喜び庭駆け回り」という歌詞がありますが、長生きさせることを考えると、冬の散歩や外遊びの前後でのケアが必要です。人間にするのと同等以上の注意を払ってあげましょう。

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