猫の爪切り、爪とぎのタイミングと注意点

猫には爪とぎが必要だということはみなさん知っていますね。この猫の爪とぎと爪切りのタイミングや頻度、注意点について考えてみましょう。

猫にとっての爪とぎってどんな意味があるの?

猫にとって爪とぎは、どの猫でもする正常な行動の一つですね。猫にとってこの爪とぎには、二つの目的があります。

1. 外敵に備えて爪を鋭くしています。

これは爪をとぐことで死んでしまった外側の部分を削り取り鋭い爪をいつも維持しようとするものです。

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2. フェロモンをつけることで縄張りを主張しています。

爪をとぐことによって垂直な柱などに傷をつけたり足のにおいをつけたりすることで自分の縄張りを主張しているのです。マーキング行動の一つといえるでしょう。

爪とぎは、猫にとっては大変大切な行動だということを理解しましょう。

でも飼い主としては家中どこでも爪をとがれると困ってしまいますね。そこで次では、爪とぎ棒の与え方についてみてみましょう。

爪とぎ棒などを与えましょう

猫は、朝起きてすぐに爪をとぐことが多いといいます。

そのため朝起きてすぎに猫が爪とぎができるように部屋の中で一番目立つところに高さ1メートルほどの爪とぎ棒を置いてあげましょう。

爪とぎ棒には、猫の前足をそっと触れさせその猫のフェロモンをつけておくと効果的です。

材質も猫によって好みがあるようなので、愛猫が好む材質を見つけてあげてくださいね。

爪とぎは猫にとっては大切な行動です。やめさせることはできませんので、飼い主としてできるだけ猫が好む爪とぎ棒を与えましょう。

また、どうしても爪とぎをされては困るところには、プラスチックやアルミ箔など表面がつるつるしたものを張っておくといいですね。

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猫にも爪切りは必要?

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爪とぎをするので猫には爪切りは必要ないように思いがちですが、猫にとって爪を切ってあげることはとても大切なことなのです。

特に室内で飼われている猫は、野良猫たちと違って足の爪が削られることはほとんどありませんね。そのため爪が伸びやすくなっています。

爪が伸びすぎてしまうと肉球に食い込んでしまい爪を切ることが大変難しくなりますし、肉球が傷ついてしまい痛がります。そうなる前にこまめに爪を切ってあげることが必要になります。

目安としては2週間に一度くらいがいいでしょう。

その時に後ろ脚も伸びていたら一緒に切ってあげましょうね。

 

猫の爪切りで注意すること

猫はとてもデリケートな動物で、爪にも神経が通っています。一度爪切りで嫌な思いをすると次回から嫌がりますので爪を初めて切るときには、切りすぎないように注意しましょう。

切りすぎると血が出てしまい大変痛がりますし、細菌が入ってしまうことがあるので気を付けてくださいね。

爪を切るときには、市販されている止血剤を用意しておくといいでしょう。

また、日ごろからのスキンシップが重要になってきます。

猫を抱いて肉球を触ったり爪を出しても嫌がらないようにしっかり子猫のときからスキンシップをとっておきましょう。

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