高齢犬の健康チェックの方法5選

歳を重ねるあなたの愛犬の健康と幸せを維持するためにたくさんの方法があります。

家で定期的に健康チェックをするなどです。 健康チェックをすることによって、早く、手遅れになる前に、愛犬の不調に気付くことができます。

 

以下が5つの基本的なチェック項目です。

体重のチェック

あなたの愛犬が肥満気味であれば、あまり活発に動かないまたは肥満の成犬のために特別に作られたドッグフードに切り替えましょう。 これらはカロリー控えめで低脂肪ですが、必要な栄養素は含まれているので、あなたの愛犬もきっと満足することでしょう。 犬の体調に無理がなければ、運動の量を増やすようにします。 運動は余分な脂肪を燃焼させ、過剰な間食を防ぎます。

スポンサーリンク

高齢犬は味覚や嗅覚に衰えが出てくるため、今まで好きで食べていた物も同じように感じなくなることがあります。歯の痛みも出てくることがあり、それによって固い物を食べる時に痛みを感じるようになります。 これらの原因で犬の体重が標準体重より減少する事があります。 食欲を促進させるために、柔らかいフードを温めてみて下さい。風味と香りが出せます。また、固い穀物系のフードが問題であれば、ウェットフードを混ぜたり、減塩のビーフやチキンを足したりして、柔らかくすることができます。犬の体重の減少に気が付いたら、すぐに獣医に診てもらいましょう。

毛なみと皮膚

良く手入れをされた犬は湿気や寒さのような日々の過酷な環境にも対応しやすい状況にいます。これは高齢犬にとってとても重要なことです。 なぜなら、高齢犬は古い毛や皮膚を若い頃のように自分でいつも手入れができなくなっているからです。

ノミの小さい黒い破片や小さい傷が尾の付け根やお尻やお腹に付いていないか、ノミの有無のサインのチェックをします。 ノミは皮膚に炎症を起こしますが、的確な処置と薬で対処することができます。

あなたの愛犬の艶のないもつれた毛なみは、必要な栄養が足りていないか、または病気であることを意味しているかもしれません。犬の毛なみで気付くことがあったら、獣医に診てもらいましょう。

更に、あなたの愛犬の毛や皮膚を健康に保つには、お手入れをあなたの日々の習慣に取り入れましょう。 スキンシップを通して愛犬との特別な絆を維持することができますし、あなたの愛犬が愛されていることを感じた時、それは彼(彼女の)至福へと反映されます。

目と耳

加齢による聴覚や視覚の問題は人間だけのものではありません。 犬も同じように加齢により聴覚や視覚を失ったりします。 それを防ぐためにできることはあまりありませんが、あなたがあなたの愛犬の耳や目を良好な健康状態にするためにできることはあります。

スポンサーリンク

-耳の感染症を防ぐために、できるだけ耳は清潔にして乾いた状態を保つようにしましょう。 耳から異臭や膿が出ていたら、感染症に気づくことができます。 また、耳を引っ掻いたり、こすったり、振ったりしていないかも見て下さい。 高齢犬は若い頃のような強い免疫システムを持っていないため、感染症の兆候が見られた場合はすぐに対処をしなければなりません。

-年齢と共に、目が見えずらくなったり、視力が落ちたりする犬もいます。ある程度のくもりは普通ですが、白内障の白っぽいものが表面に出ていないかよく見て下さい。 失明する可能性があります。 おやつを投げて与えることで犬の視力をテストすることができます。 おやつをキャッチできるか、目で追えているか、確認しましょう。 もし、あなたの愛犬の視力に障害があるようであれば、家具の配置を替えましょう。また、新しい家具を増やすなどは最小限に留めましょう。 そうすることによって、昨日までなかった物につまずいて怪我をするという事を防げます。

歯と歯茎

研究結果によると、3歳以上の犬の4/5 が歯茎の病気にかかっています。あなたの愛犬の歯や歯茎をよく見て下さい。 歯茎は赤く腫れていないか、息は臭くないか、チェックしましょう。 何れかで気付くことがあったら、すぐに獣医に診てもらいましょう。

黄色や濃い茶色の歯石が歯に蓄積されていないかよく見ましょう。 歯石の蓄積により、バクテリアに繁殖するスペースを与えてしまい、歯周病をまねき、噛むことが難しくなり、痛みを伴うようになります。もし、歯石を見つけたら、獣医に歯石を取ってもらう必要があります。 定期的に獣医に歯のチェックをしてもらうと共に、家でのブラッシングも習慣的に行うようにしましょう。 ペット用に特別に作られた歯ブラシや歯磨き粉が有害な歯垢の蓄積を減らします。 あなたの愛犬に人用の歯磨き粉は絶対に使わないで下さい。 飲み込んでしまうと、人用の歯磨き粉に含まれているフッ素化合物が有害になることがあります。

デキモノのチェック

あなたの愛犬の頭から顎まで、両手で触って変なグリグリやブツブツがないかをチェックしましょう。そして、そのまま手で上から下へとなぞるように前脚の裏、肩の下、背中、お尻、後脚を触れて下さい。 爪や肉球も傷がないかひび割れていないかチェックします。 もし、異常を見つけたら、獣医に早めに伝えましょう。

家での健康チェックはとても簡単にできて特別なスキルや経験が必要なものではありません。必要なのは異常を見逃さない目、いくつかの基本的な知識、そして、あなたの歳をとった友達に出来る限り健康でいてほしいという思いです。

あなたはもうその方法を知っています。

(Visited 190 times, 1 visits today)

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)