ドッグフードは乾燥タイプと缶詰タイプ、どっちが理想?

飼い犬たちは私たち飼い主が、彼らの身になって最良のえさを選び取ってくれることを当てにして暮らしています。ですがドッグフードを選ぶに当たって、どちらのタイプが理想でしょうか? 乾燥タイプ、それとも缶詰タイプ? これらの種類それぞれについて詳しく見てみましょう。

 

乾燥ドッグフード:便利、歯ごたえ良し、そして安価

乾燥させた粗挽き穀物は、缶詰のドッグフードに比べて優れている点がいくつかあります。中でもはっきりしているのは、犬の口内の健康によいということ。粗挽き穀物を噛むことは歯垢や歯石ができる可能性を減らすので犬の歯を健康に保つのに役立ちます。ですから乾燥ドッグフード派の犬は、缶詰フードだけを食べている犬よりも息が臭くないことが多いです。乾燥ドッグフードを食べることで、犬は物を噛んだり、噛み砕いたりする十分な機会が得られます。これらの行為は、犬の祖先であるオオカミの時代から、ストレス解消のため、また権力の誇示のために重要とされてきたものなのです。

缶詰のドッグフードと違って、乾燥ドッグフードは開封後に冷凍する必要がなく、自由に食べられるように置いておくことも可能です。飼い犬と出掛ける時に一緒に持ち運ぶことも容易になります。

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価格というのも缶詰フードに対して有利な点の一つです。缶詰の方は、乾燥したものよりも水分の割合が大きいので(乾燥ドッグフードが10%以下なのに対し缶詰のものは70~85%であることが普通)、与える量に対する栄養価、という点ではより経済的と言えます。

缶詰ドッグフード:肉の多さ、水気、そして美味しさ

缶詰フードは主にタンパク質と脂質から作られ、炭水化物の割合が少ないので、犬にとってはより美味しく感じられる場合が多いです。また消化も容易なので、裏庭の掃除が最小限で済みます。美味しく、そして消化が良いという特徴があるので、好みの偏った犬や病気の犬にとっては、こちらの方がふさわしいかもしれません。良くない点は、柔らかくて滑らかな感触で、これでは犬の歯の掃除になるはずの「噛む」機会が不十分になってしまいます。また、小型犬が缶詰ばかりを食べていると歯と歯の間が詰まってきて、歯垢や歯石が蓄積しやすくなります。

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そうはいうものの、ペット栄養士たちの中には缶詰の方が健康に良いと考える人たちもいます。また水分を多く含むので、犬は常に一定量の水分を得ることができ、尿管にもよい影響があります。缶詰の、肉由来のタンパク質は値が張りますが、食べる量の少ない小型犬にとっては実のところこっちの方が経済的な選択になるかもしれません。

缶詰は腐りやすく、開けっ放しで冷蔵庫から出したままにできるのはほんの短い時間だけだということをお忘れなく。つまり、1~2時間以上あなたの犬の皿に入れておかれたものは捨ててしまわなければなりません。

正しい選択を

結局のところ、あなたの犬に食べさせるものについて絶対的に「正しい」また「誤った」選択というのはあり得ないということを覚えておいて下さい。最も重要なのは、なるべく健康的で、その犬が抱える健康状態にふさわしい食べ物を選ぶということです。

食事に缶詰だけをやるのであれば、歯をきれいにしたり、心理的に満足させたりするためのスナックを噛む機会を与えてあげましょう。同様に、食事として乾燥フードだけをやるのであれば、たまの楽しみとして肉を多く含んだごちそうをあげるといいかもしれません。歯ごたえと美味しさとをバランス良く与えることは、飼い犬にとってベストなケアをしてやる上での、一つの方法であるに過ぎません。

あなたの犬にふさわしい食べ物を見つけてみて下さい。とても多様な、栄養価が高く美味しいえさの選択肢がありますから、あなたの犬は一番のお気に入りを決めるのに苦労するほどかもしれません。

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