犬は、本来甘いものが好きな動物です。ですから私達が食べる物の中でも比較的糖分の多い果物は、犬の大好物といえるでしょう。そこでここでは、犬に与えても良い果物と与えては危険な果物についてみていきましょう。
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犬に与えてもいい果物
基本的には、人間が食べられる果物は、ほとんど与えてもいいのです。
バナナ、りんご、梨、柿、いちご、メロン、スイカ、みかん等々。
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本当にいろいろなものが食べられます。
家族で果物を食べているときに、愛犬もよく欲しがりますよね。
一度果物の味を覚えると次から催促するほど犬は果物が大好きです。
ですからコミュニケーションの一つとして家族と一緒に犬にも果物を与えるといいでしょう。
犬に与えてはいけない果物
犬に与えてはいけない果物としてぶどうがあります。
犬がぶどうを食べると「ぶどう中毒」を起こし、急性腎不全などの腎疾患になります。
最悪の場合は、死に至ることもあります。
これは、生のぶどうに限ったことではなく加工されている干しぶどう(レーズン)やジャムによっても中毒が起こる可能性がありますから十分注意しましょう。
また、とくにぶどうの皮が一番危険だといわれています。
摂取量としては、犬の体重1kgに対してぶどうを約32gを食べると危険と言われています。かなり少量でも中毒を起こす可能性があるということです。
ぶどう中毒に関しては、2004年ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)によって報告されたことによって、広く知られるようになりました。
ただぶどうを食べたからといってすべての犬が中毒症状を起こすわけではありません。
確かに犬のぶどう中毒の発症頻度は少ないのですが、万が一ということがあります。少しでも危険性があるものは、犬には与えない方がいいでしょう。
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もう一つ最近、犬には与えない方がよいとされる果物があります。
それは栄養豊富な果物としてよく料理などに使われているアボカドです。このアボカドに含まれているペルジンといわれる物質が犬にとっては危険だといわれています。これもアメリカでの発表です。まだ真偽のほどははっきりしているわけではありませんが、少なくとも何らかの危険性が指摘されている以上、犬には与えない方がいいでしょう。
犬に果物を与えるときに注意すること
犬は、本当に果物が好きですが、犬に果物を与えるときには次のことに注意しましょう。
1, 与えすぎに注意しましょう
犬が喜ぶからといって、果物を与えすぎないでくださいね。
とくにバナナやモモ、りんごなどは大変多くの糖分を含んでいます。そのため、食べ過ぎると肥満の原因にもなりますので十分注意しましょう。
2, 与えるときは細かく切って与えましょう。
犬に果物を与えるときは、薄く切ったり細かく刻んだりして犬が食べやすいようにしてあげましょう。とくに小型犬の場合、大きいまま与えてしまうとのどに詰まらせたりすることがありますから注意してくださいね。
3, 種は取り除きましょう。
モモや柿などの種は、必ず取り除きましょう。これらの果物の種は大きいので、犬が飲み込んでしまった場合、のどに詰まったり腸に詰まったりする可能性があるからです。
また、スイカの種も取り除いてあげるといいですね。
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