猫は水をよく飲む?飲まない?最適な量や頻度は?

猫は水をあまり飲まなくても大丈夫という話を聞いたことはありませんか?実際猫が水を飲むところをみることは少ないですよね。本当に猫は水をあまり飲まなくても大丈夫なのでしょうか?ここでは猫が水を飲むのか?さらに適量や飲む頻度について考えてみましょう。

猫は水を飲まなくても大丈夫?

現在のイエネコの祖先であるリビアヤマネコは中東の砂漠地帯に生息していました。そのため乾燥した砂漠でも少ない水で生き延びるために水をあまり飲まなくても大丈夫な体質になったのです。

実際に個体差はありますが猫はあまり水を飲まなくても大丈夫のようです。ただあまり水を飲まないので猫のおしっこは色が濃くて臭いがきついですよね。このような濃いおしっこには病気が隠れているかもしれません。できるだけ猫には水を飲んでもらうようにしたいものですね。

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水を飲まないとかかりやすい病気は?

水をあまり飲まないとかかりやすい病気があります。尿結石や膀胱炎などの泌尿器系の病気です。また、水分をあまり取らないと凝縮したおしっこを作るために腎臓を酷使してしまいますね。そのため腎臓系の病気になりやすいでしょう。

特に高齢の猫は腎臓に負担がかかりやすいので注意しましょう。

一日にどれくらいの水が必要なの?

猫が一日に必要な水の量は、体重1kgに対して50mlです。猫の体重が3kgだと一日の水の摂取量は150mlですね。飼い主は、愛猫の体重に換算して一日に水をどれくらい摂取したらいいのかを確認しておきましょう。

一日どれくらいの水を飲んだのかな?

愛猫が一日どれくらいの水を飲んでいるのかを確認するにはどうしたらいいのでしょうか?

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朝、水を交換するときに愛猫に必要な水の量より少し多めに水を計量して与えます。そして次の日の朝にどれくらい水が減っているのかを調べます。数日間調べると愛猫がどれくらいの水を飲んでいるのかがわかります。

水を飲む量が少ないようであれば猫に水を飲んでもらえるように工夫しましょう。また、あまりにも水を飲む量が多いようなら何かの病気かもしれません。かかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。

水を与える頻度は?

猫は自分が好きなときに水を飲む傾向にあります。そのため、一日に1回は新鮮な新しい水に交換してあげましょう。

水を飲まない猫はどうする?

猫は、水の臭いや容器に大変敏感です。水を入れる容器を換えるだけで飲んでくれるようになることがあります。

たとえばガラスの容器が好きな猫もいますし、お風呂場の水が好きな子もいます。数カ所に水を置いて猫が好きな容器や場所を確認しましょう。

水道水の独特の臭いが気になる猫には、水道水を一度沸騰させて湯冷ましを作ってあげるといいですね。また、猫用のミネラルウォーターを与えてみるのもいいでしょう。

それでもなかなか水を飲んでくれないときは、キャットフードをお湯でふやかすかウェットタイプのフードを与えるといいでしょう。

まとめ

猫はもともとあまり水を飲まない動物ですが、健康に過ごすためには適量の水は摂取しなければなりませんよね。いつも愛猫がどれくらいの水を飲んでいるのかを日々チェックすることが大切になります。

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