超小型犬のチワワは、「小さいから、室内の運動だけで十分な運動ができるのでお散歩は必要ない」と思っている方が多いのではないでしょうか?でもチワワも体は小さくても犬ですよね。ここではチワワに散歩は必要なのか?そして散歩するときの時間・頻度・距離などを詳しく解説します。
チワワに散歩は必要なの?
チワワは体が小さくても犬です。やはりお散歩へは連れて行ってあげましょう。
もちろん運動量からいえばお散歩に行かなくても室内だけで十分でしょう。でも、お散歩には犬にとって運動量の確保のほかにもう一つ大切な役割があります。それは犬に社会性を身につけさせるということです。
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チワワは性格上勝ち気で気が強いところがあります。そのため吠え癖などに困っている飼い主も多いようです。この吠え癖などは、チワワの社会性を養うことである程度は防ぐことができます。
この社会性を養うために最も有効な手段が「お散歩」なのです。お散歩の途中でほかの犬にあったりいろいろな人と出会ったときに吠えたりすれば、その場で「ダメ」と怒ります。いろいろな外の社会に触れることで社会性を身につけ、いけないことをしたときはその都度その場でしかります。これを繰り返すことでチワワも多くのことを覚えることができます。
お散歩は1日どれくらい行けばいいの?
チワワには、大型犬のように長時間の散歩は必要ありませんよ。1日に30分から1時間くらいで十分でしょう。
チワワの散歩は、運動量を確保するためではないので、長距離を歩く必要はありませんね。具体的にどれくらいの距離を散歩したらいいのかという数字はありません。どのくらいの距離の散歩なら愛犬が満足してくれるのかは、個体差があります。
目安は、お散歩から帰ってきたときの犬の状態で考えましょう。お散歩から帰ってきたのにまだまだ室内で走り回っているようならお散歩が足りていません。もう少しお散歩の時間を長くしてあげましょう。
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逆にお散歩から帰ってきたらじっとしてゆったり寝ているようならば丁度よいお散歩の時間だということです。
また、雨の日や雪の日など天候の悪いときは、無理にお散歩へ行く必要はありません。その代わりに室内でボール遊びなどの運動をしてあげましょうね。
お散歩の時間はいつが良い?
基本的には、お散歩は朝夕2回が良いですね。時間ですが、季節によって散歩の時間を変えましょう。
夏の昼間は大変暑くなりますし、アスファルトの温度もかなり上昇します。体の小さいチワワは特に地面からの熱の影響を受けやすいので注意しましょう。夏場は暑い時間帯は避け、早朝や夜が良いでしょう。
チワワは、メキシコ原産の犬で体も小さいため寒さにとても弱い犬種です。寒い冬の時期は、昼間などのできるだけ暖かい時間帯に散歩へ行きましょう。また、冬のお散歩のときには、洋服や犬用コートなどで防寒対策もしっかりしてあげましょうね。
子犬の頃の散歩はどうする?
社会性を養うためには子犬の頃からお散歩へ行くようにしましょう。子犬のお散歩は、環境に慣れて予防接種などがきちんと終わってからにしましょうね。
お散歩ができるようになるまでに室内でリードやハーネスをつけて歩く練習をすると良いですね。また、お散歩コースも最初は静かなところを選びましょう。散歩の距離も短めで良いでしょう。慣れてきたら少しずつ散歩の時間を長くしてあげるといいでしょう。
子犬の頃からお散歩で社会性を身につけさせることは、温厚で優しいチワワに育てるにはとても良い方法でしょう。
まとめ
お散歩はチワワにとっては、とても良い気分転換になりますね。また飼い主がリーダーウォークを心がけることでチワワとの信頼関係も築くことができます。愛犬と一緒に飼い主もお散歩を楽しみましょう。
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