現代社会に生きる犬たちは、私達と同じように日々ストレスを感じています。そんな現代の犬たちがストレスを感じていると飼い主に送るサインを見落とさないようにしましょう。ここでは、犬がストレスを感じたときに飼い主に送るサインとして様々な症状と原因を考えてみましょう。またストレスの解消法も合わせて紹介しますね。
Contents
犬がストレスを感じているときのサインは?
現代に生きる犬たちは、日々何らかのストレスを感じています。犬がストレスを感じているのかを知るためには、愛犬の様子を毎日観察することが大切ですね。
毎日の観察の中でこのような愛犬の様子が見られたら、ストレスがたまっているかもしれません。
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1.元気がなく寝ていることが多くなった
2.今までしなかったのに悪戯や物を壊したりするようになった
3.同じところをくるくる回る、同じところばかりなめたりかいたりする
4.寝床を頻繁にかえたりウロウロして落ち着きがなくなる
5.脱毛する
6.いつもと違う鳴き方ややたらと吠えるようになった
愛犬によって症状はいろいろありますが、いつもと違う行動が気になったらストレスかもしれないということを覚えておきましょうね。
ストレスの原因は?
「うちのこ、ストレスがあるかも」と感じたら、まずは原因を考えてみましょう。
1.散歩などに行けず毎日寝ているだけの生活ではありませんか
犬は、ほとんど寝ているとはいえ毎日散歩へ行き外界と接触をすることで何らかの刺激を感じています。その散歩がなく毎日退屈な日々を送ることがストレスとなってきます。
2.新しい環境や新しい仲間が増えていませんか
引越などで住んでいた場所やお散歩コースなどが急激に変化するとストレスを感じてしまいます。
また、飼い主に赤ちゃんが産まれた、新しく犬がやってきたなどの環境の変化でもストレスになります。
3.食事が不満かも、また睡眠不足ではありませんか
食事が好みに合わないときや食事の量が少ないとき、睡眠不足でもストレスになってしまいます。
4.相性の悪い犬が一緒に暮らしていませんか
犬同士にも相性があります。お互いにあまり相性のよくない犬同士一緒の場所で暮らすこともストレスになりますよ。多頭飼いの飼い主は特に注意してあげましょう。
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5.愛犬とのコミュニケーションは十分ですか
犬は、飼い主とふれあうことで安らぎを覚えます。このふれあいが少ないとストレスの原因になります。
犬のストレス解消法はどうするの?
愛犬のストレスの原因がわかったら次はストレスを解消してあげるためにはどうするかを原因別に紹介しましょう。
1.毎日退屈でストレスがたまる場合
室内犬にとってお散歩は風を感じたりいろいろな匂いを嗅いだりすることで多くの刺激を受けることのできるものです。
どうしても忙しくてお散歩の時間を長く取れないときでもたった5分でも良いですから外の空気に触れさせてあげましょう。
時間のあるときにゆっくり散歩してあげると犬も喜びます。
2.新しい環境に慣れない場合
引越などで環境が変わってしまった場合は、ある程度犬が落ち着くまで無理に散歩などへ連れ出すのではなくしばらくは様子を見るのも良いでしょう。
また新しい仲間ができたときは、先住犬とスキンシップをしっかりとってあげましょう。そして「大好きだよ、良い子だね」などの言葉をかけてあげるといいですね。
飼い主との絆がしっかりしたものであれば、ストレスも軽減されますよ。
3.食事に不満や睡眠不足の場合
好みのドッグフードを選んであげましょう。またゆっくり眠れるように好きなベッドや場所を確保してあげるといいですね。
4.相性の悪い犬との暮らしの場合
群れで生活する動物とはいえ犬同士にも相性があります。相性の悪い犬同士を同じ場所でお留守番させることはやめましょう。離れた場所にケージを置いてあげるといいですね。
5.コミュニケーション不足の場合
できれば1日1回でも良いのでゆっくり犬を触りながら声をかけてあげるといいですね。また、時間があるときは、長めのお散歩や一緒に遊んであげることで犬はとても安心します。
まとめ
犬のストレスを軽減させるには、飼い主との信頼関係が最も大切になります。犬は群れで生活する動物です。その群れのリーダーである飼い主を信頼することで犬は安心感を覚えます。ちょっとしたことの毎日の積み重ねが大切ですね。
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