ハリネズミの飼い方。ケージや食べ物は?散歩は回し車で十分?

ハリネズミはペットとして飼う前に準備しておかなければいけないものがあります。ここではケージなどの選び方や床材などについて紹介しましょう。また、ハリネズミの食事や運動不足解消のための回し車について解説します。

ケージの選び方

ハリネズミを飼うときは、ケージを用意しましょう。水槽で飼っている方もいますが、夏場の暑さ対策や掃除、またフタがないので脱走の危険性などを考えるとケージをおすすめします。

ケージの広さと素材は?

ケージは、アルミやメッキしてあるものはハリネズミがかじってしまったり錆びてしまうことがあるのでステンレス製のケージが良いでしょう。また網目が大きいものはハリネズミが脱走してしまう可能性があるので、できるだけ網目の小さいものを選びましょう。

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ケージの大きさは最低でも30㎝×60㎝の大きさが必要です。ハリネズミは野生では餌を探しながらかなりの距離を移動します。できるだけ自由に運動できるスペースが広い方がいいので、ケージが広くても良いですよ。

ケージの中に入れるものは?

床材はどうする?

床材は牧草(チモシー)・猫用トイレ砂・ペットシーツ・新聞紙・コーンリターなどがあります。

それぞれにメリットデメリットがありますが、おすすめはコーンリターです。トウモロコシの穂軸を細かく砕いたものなので100%天然素材といえます。また、原料がトウモロコシなのでハリネズミが間違って食べてしまっても安全ですね。吸水性がとてもよくまた安全で、ほこりが出にくいということがハリネズミの床材にはピッタリですね。

寝床はどうする?

夜行性のハリネズミは、昼間はほとんど寝ています。ハリネズミが落ち着ける寝床を用意しましょう。物陰に潜んだり隠れて休息するのでハリネズミの体が十分伸ばせる程度の大きさの箱のようなものを用意しましょう。

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そのほかのグッズ

水飲みはひっくり返したりする可能性があるので小動物用の給水器が良いでしょう。また食事を入れる容器は、ずっしり重たくてハリネズミがかじっても壊れないものが良いですね。素材は陶器やステンレスがおすすめです。

運動不足にならないように回し車も用意して上げましょう。大きさは30㎝くらいのもので十分です。

ハリネズミの食べものは?

野生ではハリネズミは昆虫などを捕まえて食べています。ペットとして飼う場合は、いつも昆虫を与えるわけにはいきませんよね。

最近ではネット通販でハリネズミ専用フードが販売されています。ハリネズミの嗜好性と健康を考えて作られているので、一番簡単で栄養バランスが取れているのでおすすめですね。

ただハリネズミは偏食の傾向があります。犬や猫のように毎回同じフードを与えるとフードに飽きてしまい食べなくなることがあります。これが数日間続くことがありますよ。

ハリネズミにフードを飽きさせない方法としては、数種類のフードを単体であげる、数種類混ぜて与える等の工夫が必要です。毎日同じフードを与えないように注意しましょう。

ハリネズミは野生では主に昆虫を主食としています。ときにはおやつとしてピンクマウスやミルワームを与えると喜びますよ。

なかなかハリネズミ用フードが手に入らない場合はフェレット用フードやキャットフードが代用できます。与えるときには、必ずお湯でふやかして与えましょう。

ハリネズミの散歩は回し車で十分なの?

ハリネズミは野生では一晩中餌を探して動き回る動物です。運動不足にならないようにするためには回し車はとても良いですね。回し車が好きなハリネズミならば運動不足解消になります。

ただときには室内を歩き回らせることも良いですね。またケージ内に虫を入れて探させるのも良い運動になります。

まとめ

ハリネズミはペットとしての歴史がまだあまりないので、飼い始めるときにはしっかりハリネズミの習性を理解することが大切です。その上でハリネズミが快適に過ごせるように飼育環境を整えて上げましょう。

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