ハリネズミはとても臆病な動物で驚かせたりすると丸まってハリを立たせてしまいます。それは飼い主に対しても同じですね。ハリネズミを飼い始めたけど慣れなくて・・・と困っている飼い主も多いでしょう。ここではハリネズミが飼い主になつき仲良く暮らしていくための方法を紹介しましょう。
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なぜハリネズミをなれさせるの?
ハリネズミを飼い主になれさせる最大の理由は、健康管理をするためです。確かに手のひらにのって安心したようにくつろぐ姿を見ることは飼い主にとってはとても癒されますね。
ではハリネズミがなれていないとどうなるでしょうか?
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毎日の健康チェックができませんね。また動物病院へ行かなければならないときに警戒心の強いハリネズミが丸まったままだと診察もできませんよね。診察するために麻酔をかけるというのも体の小さいハリネズミにとってはかなりのリスクとなります。
ハリネズミは飼い主になつく?
犬や猫のようにハリネズミがなつくかというと少し疑問が残りますね。ハリネズミの場合、なつくというより飼い主になれるという方が正しいかもしれませんね。
ハリネズミもやはり小さい頃から飼い始めるとよくなつくようです。離乳が完全に終わった7,8週目頃から飼い始めると良いでしょう。もちろん生後半年以降でも時間をかければなつきます。ただ個体差があるということは覚えておきましょう。
ハリネズミと仲良く暮らすための6ヵ条
ハリネズミと一緒に楽しく暮らすために飼い主として気をつけなければいけないことを紹介しましょう。
1. 飼い始めてから3日間は、ハリネズミを静かに過ごさせましょう
ペットショップなどから自宅へ連れて帰って最低3日くらいはハリネズミに触らないようにしましょう。
この期間は、食事と水を同じ時間に与えるだけでできるだけ静かにしましょう。臆病なハリネズミは、環境が変わったことでとても警戒しています。このときに無理に触ったりすると飼い主になれないこともありますよ。
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2.ハリネズミをならすためにはゆっくり時間をかけましょう
個体差がありますがハリネズミが飼い主になれるまでには時間がかかります。ケージの中に、飼い主の臭いがするものを置きましょう。ハリネズミが落ち着ける寝床にあらかじめ入れておくと良いですね。飼い主の臭いがするところが安心できる場所と覚えてくれます。
飼い主は、ハリネズミをならすときにはいつも同じ臭いになるようにしましょう。石鹸の匂いや香水などは臭覚の強いハリネズミにとってはストレスになりますよ。
3.ハリネズミは夜行性なのでならす時間を考えましょう。
ハリネズミは夜行性なので夕方から夜に活動します。ハリネズミをならすには、食事をしたあとが良いですね。食事をして少し落ち着いた頃にならしていきましょう。寝ているときは無理に起こさないでハリネズミが起きるまで待ってくださいね。
4.「飼い主の臭い=良いこと」と覚えさせましょう
ハリネズミに手の臭いを嗅がせ、その後で好物のミルワームなどのおやつを与えましょう。「飼い主さん=おいしいものをくれる」と覚えてもらうと良いですね。
5.ハリネズミを脅かさないようにしましょう。
とても警戒心強いハリネズミは、大きな音や声等がとても苦手です。慣れていてもハリネズミを脅かさないようにしましょうね。
6.スキンシップは短い時間で行いましょう
慣れていないときは5分程度のスキンシップからはじめましょう。慣れてくれば少しずつ時間を長くしてあげましょう。
また寝床で寝ているときに飼い主の都合で無理やり引っ張り出さないようにしてくださいね。寝床は、ハリネズミにとって安心できるところです。そこから無理矢理出されることは、ハリネズミにとって安心できるところをなくしてしまうことになります。必ずハリネズミが起きて寝床からでているときにスキンシップを取りましょう。
まとめ
ハリネズミは元来とても恐がりで警戒心の強い動物です。つねに優しく扱うようにしましょう。また、ハリネズミが嫌がることはやめましょうね。ハリネズミが飼い主になれていないときは、ハリネズミ専用の革手袋をしましょう。
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