犬のものもらいの原因と症状。人にうつる?自然治癒はする?では、原因や症状について取り上げました。
犬がものもらいになったときは、早めの治療が大切ですがどのような治療が行われるのでしょうか?ここでは、ものもらいの治療について詳しく紹介しましょう。また、ものもらいができにくくするために日頃から注意する点を考えてみましょう。
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犬のものもらいの治療法
犬のものもらいである麦粒腫は、細菌が原因です。そのため原因となる細菌によって違う抗生物質が処方されます。一般的には、抗生物質の入った内服薬と目薬の両方が処方されることが多いようです。
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ものもらいを早期に発見することができれば、目薬だけでも治療ができます。また目薬は、点眼液のこともありますが薬の効果が持続しやすい眼軟膏が処方される場合もあります。
また目を擦ったりすることで症状が悪化することがあるのであまりにかゆがり、目を擦るようならエリザベスカラーを利用しましょう。
普通のものもらいなら目薬と内服薬でほとんど完治します。
犬のものもらいを放置すると症状が悪化
犬のものもらいは、命に関わるわけではないので放置されがちですが、症状が悪化すると角膜炎や結膜炎になることがあります。このように症状が悪化してしまうと、完治するまでにかなりの時間がかかるようになります。
ものもらいの治療で大切なことは、早期発見・早期治療といえるでしょう。
日頃の生活で注意することは?
犬のものもらいは、細菌が原因と紹介しましたね。日頃から細菌に感染しても対抗できる十分な免疫力をつけることが大切です。
1, しっかりとした健康管理をしましょう
ものもらいの原因は、細菌の感染によるものです。通常はこの細菌に感染しても自分の免疫力で十分対抗できますね。でも病気などで体力が弱り免疫力が低下することでものもらいになりやすくなります。また免疫力の低い子犬や高齢犬も同じですね。そのため一番大切な免疫力を高めるためにはやはり「健康管理」が最も重要になってきます。
バランスの良い食事を与え、毎日の散歩などによる適度な運動が健康を保つためには最も重要になります。犬は規則正しい生活を好みます。できるだけ犬にストレスのないように心がけましょう。
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また犬の腸内環境を良くするのもひとつの方法ですね。本当に基本的なことの積み重ねが健康管理ではとても大切ですね。
ただものもらいになりやすいということは、免疫力が落ちて体調が悪くなることが多いということになります。この場合には、食事をかえたりしながら体質改善をすると良いですね。アレルギー体質の犬もものもらいになりやすいようです。アレルギー対策の上からも愛犬の体質改善に取り組むことも大切ですね。
2, 目のまわりはいつも清潔にしましょう
目の周りが傷ついたりしたときにその部分から細菌が侵入してものもらいになることがほとんどです。できるだけ目の周りを清潔にし、細菌がつきにくい状態にしておきましょう。特にパグやフレンチブルドッグ、シーズーなど目の大きい犬種は、注意が必要ですね。
民間療法ですが、目の周りをふくときに水で2%くらいに薄めたホウ酸水を使うと効果的です。ホウ酸水は、眼科でも目の洗浄に使われるほど殺菌効果があります。ホウ酸水に浸した柔らかい布で優しく目の周りをふいてあげましょう。作ったホウ酸水は使い切るようにしましょうね。ホウ酸は、ドラッグストアや薬局で販売されています。
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まとめ
ものもらいを完全に予防する方法はありませんね。そのためできるだけ愛犬がものもらいにならないように、飼い主として愛犬の毎日の健康管理に注意しましょう。また、愛犬が目を擦ったり、壁などに目をこすりつけているようならできるだけ早く病院へ連れて行きましょうね。
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