犬はみんな散歩が好きだとみなさん思っているのではありませんか?でも、中には散歩が苦手な子もいます。そのようなときは、飼い主としてどう対処したらいいでしょうか。また、散歩の途中で急に歩かなくなった時には、どうしたらいいでしょうか?
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「散歩が嫌い?!」にも理由があります
犬の中には、散歩が苦手な子がいます。
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その理由は様々ですが、犬の行動には必ず何らかの原因があります。
犬が散歩を嫌いになる理由を探ってみましょう。
1. 犬の性格的な問題です。
性格的に怖がりの犬がいます。
少しの物音や車の音などが怖いのです。
これは小型犬に多いのですが、この場合は無理に長い散歩をするのではなく家の周りを軽く一周するだけでもいいでしょう。
何よりも外の環境に慣れるということが大切です。
人や車の多い時間帯を避けるという方法もありますね。
また、チワワなどの小型犬でどうしても散歩を嫌がるときは、室内などで十分あそばせてあげましょう。
2. 飼い主に問題があることがあります
3,4か月の子犬のころから、外の世界に慣れさせていないと、大きくなってから散歩が嫌いな子になりがちです。
この時期の散歩は社会性を養ううえでも大切なので、飼い主としても大変ですが子犬のときの散歩を嫌がったとしても散歩の時間は必ず持ってあげましょうね。
ちなみに我が家にいるパグは、とても怖がりの性格のため生後10か月まで、散歩らしいことはできませんでした。それでもあきらめずに外へ連れていき抱っこしながらも外の空気を吸わせていました。すると、10か月を過ぎたころ、突然散歩が楽しくなったらしく、今では散歩を催促するまでになっています。
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ですから散歩をしたがらないといって飼い主さんもあきらめずに、犬が安心して散歩ができるように外に慣れさせてあげましょう。少しでもいいのです。慣れることが大切です。
3. 病気の可能性もあります
今まで喜んで散歩へ行っていたのに急に散歩へ行かなくなったときは、何か病気の可能性もあります。愛犬の様子を観察し、何か異常が見られれば動物病院へ連れていきましょう。
ただ、老犬になると耳や目、足の老化に伴い散歩へ行くことが苦痛になってくることがあります。その場合は無理に散歩へ行く必要はないでしょう。
散歩の途中で歩かなくなった時の対処法
時々、急に犬が立ち止まり、まったく歩かなくなることがあります。
そのような時飼い主としてどう対処すればいいのでしょうか?
まず飼い主として絶対にやってはいけないことが3つあります。
- 犬に声をかける
- すぐに犬を抱き上げる
- 前にリードを引っ張る
犬に声をかけると犬は甘えてますます歩かなくなります。
また、犬が立ち止まるからといってすぐに抱き上げてしまうと「飼い主は自分の命令に従うもの」と勘違いしてしまいます。その場合、散歩は嫌いではないけれど、散歩へ行くとすぐに歩かなくなってしまいます。歩かないほうが犬にとっては楽ですからね。
最後に歩かなくなった時のハンドリング(リードのひき方)です。
犬が動かなくなったら犬のリードを後ろにひいてみてください。自然と足が上がりますから、そのときすかさず前にリードを引きます。犬は、混乱しているので前へ進みだします。
これを何回か繰り返すうちに「歩かない」ということは無駄なことだと学習するでしょう。
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