ボーダーコリーはフリスビードッグの競技会で活躍しているところをよく見る犬種ですね。活発で飼い主との息もぴったりなパフォーマンスはすばらしいものがあります。ここではボーダーコリーを飼いたいと考えている方のために性格やしつけについて考えてみましょう。
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ボーダーコリーの性格
ボーダーコリーは、イギリスで牧羊犬として19世以降活躍してきた犬です。外見よりのその作業能力で評価されてきたため、ショードッグとしてのAKCデビューは以外に遅く1995年に初めてショードッグとして承認されました。
ボーダーコリーは活動的でエネルギッシュな犬です。元来牧羊犬として活躍してきた犬種で世界のいろいろな犬種のなかでも最も賢い犬とも言われています。そのためしっかりとしたしつけと飼い主との信頼関係がなければ扱いにくい性格になってしまう可能性があります。ボーダーコリーは、多くのことを自分で判断する能力に優れているため、飼い主がリーダーシップを発揮できればすばらしい伴侶となるでしょう。
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見知らぬ人に対しては、自分から近づくことはないでしょう。また気になる小動物を見つけるとじっと長時間眺めていたり追いかけたりすることがあります。動く動物の前に立ち、進路をふさいだりすることがあります。ボーダーコリーの中にはペットとして飼われていても牧羊犬としての血が脈々と流れているといえます。
1日2回の散歩でそのエネルギーを発散することができないとストレスになり吠えたり噛みついたり等の問題行動がみられることがあるので、散歩は1時間くらい行くようにしましょう。また、フリスビーやボール投げなど飼い主と一緒に楽しむ運動などを取り入れるといいでしょう。
ボーダーコリーのしつけはいつから?
ボーダーコリーに限らず犬のしつけは生後2,3ヵ月の時期にはじめるといいでしょう。この時期は、犬のライフワークの中で最も重要な社会性が養われる時期で、いいことも悪いこともすぐに吸収してしまいます。この時期のしつけに失敗すると扱いにくくなる可能性があるので、頑張ってしつけてみましょう。
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ただ新しい家族として迎えたばかりの時期は、子犬がまだ新しい環境に慣れていませんよね。子犬が新しい環境に慣れてからしつけをはじめるようにしましょう。
ボーダーコリーのしつけの注意点
ボーダーコリーはとても賢い犬です。多くのことをしっかり覚えることができるのでコツさえつかめばしつけがしやすい犬種ではあります。ただ賢いと言うことはその反面ずるがしこいところもあるので注意が必要ですね。ここではボーダーコリーをしつける上での注意点を紹介します。
1.信頼関係をしっかりと築く
まずは犬と飼い主との上下関係をしっかりと認識させることが大切です。
○ドアをでるときや食事などは飼い主が先
○犬が寝ているところを飼い主が避けて通らない
犬を「どいて」といってどかせるようにする
○散歩やおやつなどの要求吠えには応じない
散歩の時間やおやつのタイミングは飼い主が決めるようにする
○ホールドスチールやアタッチメントをしっかりとしつける
ホールドスチールは飼い主が両膝をたてて座り、足の間に犬を背中向きに座らせてノズルを持って制止させます。最初のうちは犬が暴れることがあるので犬に負けないようにしっかり制止させます。できたらおやつのなどのご褒美をあげましょう。
アタッチメントは、犬を伏せさせ横向きや仰向けにさせましょう。犬が嫌がってもやめないことが大切ですよ。
2.散歩のときはリーダーウォークを
犬に散歩の主導権を摂らせないようにします。リードを緩く持ち犬が引っ張ったら立ち止まる、犬の行く方向とは反対の方向へ行くといいでしょう。犬がリードを引っ張らないようになるまで続けます。散歩のときの主導権は飼い主にあると言うことを犬が理解します。上手にできたときは必ず褒たりおやつをあげるといいですね。
まとめ
ボーダーコリーを育てるときは、牧羊犬として飼い主とともに仕事をしてきた犬であるという特性を良く理解した上でしつけをするようにしましょう。しっかりとしつけができたボーダーコリーは飼い主との絆が深く最良のパートナーとなるでしょう。
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