文鳥は、飼い主にとても良く慣れ手乗りができる鳥として知られています。文鳥は、小鳥の中で最も多く飼われている鳥とも言われています。ここではそんな文鳥の種類と価格、飼うときの注意点を紹介しましょう。
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文鳥の種類
文鳥は以外と種類の多い小鳥です。ただ、品種として個体の特徴が固定され一般に広く流通しているのは5品種といえます。
ノーマル(並)文鳥
文鳥の原種はインドネシアでとてもたくさん生息していた鳥です。しかし原種の野生の文鳥は、生息数が激減し現在はワシントン条約で守られているために日本への輸入は出来なくなっています。
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そのため原種に近く日本で繁殖された文鳥をノーマル文鳥と呼んでいます。ただ日本で独自に繁殖されている個体なので原種と全く同じではないといえます。
白いほほに赤いくちばし、頭部は黒く胸は濃いグレーです。とても色鮮やかな色彩は美しいですね。
白文鳥
まるで雪のように白い文鳥です。明治の頃文鳥の繁殖が盛んになった時期に突然産まれた真っ白い文鳥が繁殖・固定した品種です。日本で産まれた品種で根強い人気があります。Japanese Rice Birdとも呼ばれています。
桜文鳥
ノーマル文鳥に白いぼかしやバイト(まだら)が入っている個体です。個体によって違うバイトがでるためいろいろなバリエ-ションがみられます。どのような模様がでるかわからないのが楽しみですね。
シナモン文鳥
1970年にオランダでうまれた品種です。ノーマル文鳥によく似ていますが、カラーが茶色でシナモンのような色合いをしています。メラニン色素が欠落しているため長時間日光に当てないようにしましょう。
シルバー文鳥
1980年代にヨーロッパで固定された比較的新しい品種です。ノーマル文鳥の色が全体的にシルバーになっている文鳥です。シルバーの色素がまだ固定されていないのでかなり色合いに個体差があります。やはり紫外線には、あまりあてない方がいいでしょう。
そのほかの種類
色素が欠落しているアルビノ種やブルーなど様々な種類の文鳥がいますが、ほとんどが虚弱な個体が多いので品種として固定することがとても難しいようです。まだ固定されている品種が少ないので近親交配での繁殖が多いでしょう。そのため奇形や虚弱なヒナが産まれる可能性があるのであまりおすすめは出来ません。
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文鳥の価格はどれくらい?
文鳥の価格は、そのカラーによって違います。ノーマル文鳥は1500円から2000円くらいです。桜文鳥と白文鳥は、2500円から3500円くらいです。シナモン文鳥とシルバー文鳥は少し高めで5000円から8000円くらいです。
このほかクリーム文鳥などの珍しい文鳥は10000円以上します。ただ珍しいカラーの文鳥は体が弱いなど健康上問題があることが多いので初心者の方は避けた方がいいでしょう。
文鳥の飼い方の注意点
文鳥はとても飼い主さんになれる鳥として知られていますね。とくに1羽で飼って、手乗り文鳥にしていると飼い主さんのあとをついて歩くことがあります。足で踏んでしまったり、いすの上にいることに気がつかないことがあるので文鳥と遊んでいるときは目を離さないようにしましょう。
また手乗り文鳥は、飼い主さんとのふれあいが大好きです。どんなに忙しくても毎日最低30分は遊んであげるようにしましょう。
文鳥をカゴから出しているときは窓やドアはしっかりと閉め、観葉植物やたばこの吸い殻などは片付けておきます。またボタンやビーズは誤飲する可能性があります。文鳥にとって危険なものはできるだけ取り除くようにしましょう。
文鳥は、可愛い容姿とは違いかなり攻撃的な側面もあります。新しく仲間を入れるときには、文鳥同士の相性を観察しましょう。
まとめ
文鳥は初心者でも飼いやすい小鳥です。手乗り文鳥になればかわいさが倍増しますね。また生後6ヵ月頃から巣引き(繁殖)が出来ます。一度繁殖に挑戦してみてもいいですね。
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