エミューをペットとして飼える?購入価格や餌代、性質を踏まえた注意点は?

エミューはオーストラリアの国鳥として知られています。またダチョウに次ぎ世界で2番目に大きい飛べない鳥としても有名ですね。このエミューをペットとして飼育することはできるのでしょうか?ここではペットとして飼育することができるのか、購入価格や餌代、性質を踏まえた注意点について詳しく解説します。

エミューはペットとして飼うことができる!

エミューは日本ではほとんどペットとして飼われていませんよね。でもエミューは特定外来種に指定されていないのでペットとして飼育する際に特別な申請や許可は必要ありません。エミューはペットとして日本で飼育することができるのです。

スポンサーリンク

エミューの購入価格は?

エミューをペットにするためにはエミューを手に入れなければなりませんよね。でもエミューは犬や猫のようにどこのペットショップでも販売されている動物とは違います。

エミューは北海道にあるエミュー牧場の「オホーツクエミューらんど」で購入することができます。購入の申し込みはインターネットでもできますが、実際に購入する場合は北海道まで引き取りに行く必要があります。

エミューの価格は生後1か月前後のひなで4万円程度、成鳥で20万円前後になります。エミューのひなはとても弱いのである程度大きくなったエミューを購入したほうが育てやすいでしょう。

エミューの餌代は?

エミューは雑食性の鳥です。基本的にはくだもの、野菜、昆虫など何でも食べます。庭に生えている雑草も食べてくれますよ。

エミューは成鳥になると比較的飢餓に強い鳥です。ある程度の粗食には耐えられるようですが、飼育下では一日に約6㎏の餌が必要といわれています。そのためエミューの餌代は飼育環境や個体にもよりますがある程度の金額がかかるでしょう。

比較的丈夫なエミューですが幼鳥のころはとても弱いので十分な餌を与えるようにしましょう。

スポンサーリンク

エミューの寿命は20年から30年

エミューの平均寿命は20年から30年です。かなり長生きする鳥なので最後まで世話をする覚悟が必要ですね。飼育下では30年以上生きることもあるようですよ。

性質を踏まえた注意点は?

十分な広さのある飼育環境が必要

エミューは飛べない鳥です。その反面とても足が速く時速50kmで走ることもあります。エミューは体も大きいので十分に動き回れる環境が必要になります。また下は土が理想なので牧場のような広い土地が必要です。

エミューは丈夫な鳥なので、比較的暑さ寒さに強いといわれています。日本のような環境にも順応できますが、エミューが休息できる小屋を用意してあげるといいですね。

人間には優しい

エミューは意外にも人間にはとても優しい鳥です。ただ犬や猫などの動物は天敵とみなし、攻撃してしまうことがあります。ほかの動物がエミューを飼育する場所に入らないように工夫しましょう。

何でも食べてしまう

エミューは何でも食べてしまう性質があります。落ちているものはスポンジやくぎなど手当たり次第に食べてしまうので飼育場所に危険なものが落ちていないか注意が必要です。

エミューは小石を食べることがあります。エミューには砂嚢があり内部に小石をためて食べ物をすりつぶしています。小石を食べるからと小石をすべて取り除かないようにしましょう。

怖がり

エミューは怖がりです。クラクションなどの大きな音に驚いてしまい、逃げ出してしまうかもしれません。できるだけ静かな環境で飼育してあげましょう。また逃げ出したらとてもスピードが速いので捕まえるのが大変です。

まとめ

エミューをペットとして飼育している人は日本では少ないですが、広大な土地と一生世話をするという覚悟があれば比較的飼いやすい鳥です。ただエミューの飼育環境を整えることは日本の現状ではかなり難しいといえるのは確かですね。

(Visited 18,370 times, 4 visits today)

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)