日本でヒクイドリに会える動物園6選

頭にある大きな骨質の突起が特徴的なヒクイドリを知っていますか?飛べない鳥として知られているダチョウやエミューとともに世界で飛べない大きな鳥として知られています。このヒクイドリに日本で会える動物園が6つあります。ここではヒクイドリに会える動物園6選を紹介しましょう。

ヒクイドリとは

ヒクイドリはニーギニア島から周辺の島々、オーストラリアの一部に生息しており、飛べない大きな鳥として知られています。

ヒクイドリは飛べない代わりにとても速く走ることができます。その脚力はとても強く、世界ではヒクイドリにけられて死亡する事故が毎年報告されています。そのため世界で最も危険な鳥ともいわれています。ヒクイドリは普段は単独で生活しています。

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ただヒクイドリは元来とても臆病な性格をしています。縄張り意識が強く、自分の子どもが危険と判断するなど自己防衛本能として攻撃することがほとんどです。攻撃のスイッチが入ってしまうとなかなか止めることはできないので野生のヒクイドリにはむやみに近づかないようにしましょう。また生息数が減少し、現在では絶滅危惧種として保護されています。

熊本市動植物園(熊本県)

熊本市動植物園(熊本県)

熊本市動植物園にはシワとリクという2羽のヒクイドリが飼育されています。2羽のヒクイドリの解説を飼育員の方が行ってくれる時間が設けられています。ヒクイドリの詳しい生態などもあわせて紹介してくれます。

2羽のヒクイドリはそれぞれ別々の飼育用ケージで飼育されています。それぞれのヒクイドリの性格の違いなどを楽しむことができます。

久留米市鳥類センター(福岡県)

久留米市鳥類センター(福岡県)

久留米市鳥類センターでは、走鳥類を園の周囲を囲むように飼育しています。十分に走ることができるように考慮されていますね。

ヒクイドリはダチョウなどと一緒にこの走鳥舎で飼育されています。なんでも園長を見ると「敵」と思うらしくヒクイドリが鳴いたり、園長を追いかけて走ったりするそうです。活動的なヒクイドリを見ることができるかもしれませんね。

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福岡市動植物園(福岡県)

福岡市動植物園(福岡県)

ヒクイドリは1羽飼育されています。エミューなどと同じ南園で飼育されています。4月9日の飼育の日にはヒクイドリの解説も行われています。

愛媛県立とべ動物園(愛媛県)

愛媛県立とべ動物園(愛媛県)

愛媛県立とべ動物園ではヒクイドリとパプアヒクイドリが飼育されています。ヒクイドリは3種類いるヒクイドリの中で最大、パプアヒクイドリは2番目に大きいヒクイドリです。2種類のヒクイドリをひとつの動物園で会えることはうれしいですね。

福山動物園(広島県)

福山動物園(広島県)

福山動物園では1羽のヒクイドリが飼育されています。オーストラリアの一部やパプアニューギニアに生息しているヒクイドリも日本の暑い夏には水浴びをしたりするようです。

東武動物公園(埼玉県)

東武動物公園(埼玉県)

東武動物公園ではオス・メスのつがいでヒクイドリを飼育しています。東武動物公園ではメスのヒクイドリのガルペスを飼育していました。その後、金沢動物園で飼育していたヒクイドリのオス(ナミヘイ)が繁殖のため東武動物公園にやって来ました。

東武動物公園ではメスのガルペスが飼育されており、ナミヘイが来園したことにより繁殖を試みています。ヒクイドリの繁殖期である2019年4月にナミヘイとガルペスのミックス(同じ場所で飼育すること)が開始されています。ミックスによって交尾を促すことができます。東武動物公園でヒクイドリの赤ちゃんが生まれる日が近いかもしれませんね。

まとめ

ヒクイドリは世界的にも珍しい鳥で絶滅危惧種となっています。そのため日本でもヒクイドリを飼育している動物園が少ないという現状です。今後、日本の動物園でヒクイドリの繁殖に成功し、可愛い赤ちゃんが見ることができるよう期待しましょう。

 

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