モルモットを飼いたい!性格や寿命は?飼い方の注意点は?

ちっちゃくてモフモフのモルモット。とても人気のあるペットですね。ここではモルモットをペットとして飼ってみたいと思っている方のために、モルモットの性格や寿命、飼い方の注意点を詳しく解説します。

モルモットとは?

日本ではモルモットというと実験動物というイメージがありますが、小動物のペットの中ではとても人気があります。

原産は南アメリカです。乾燥した地域に生息していた原種を繁殖し家畜化することで現在のモルモットになりました。

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モルモットの性格

大人しく穏やかな性格

モルモットは、基本的にほかの齧歯(げっし)類に比べて大変大人しく穏やかな性格と言われています。そのため個体差はありますが、人によく懐き、だっこされたりマッサージをしてもらうことが好きな子もいます。

感受性が豊かな動物なので飼い主さんのちょっとした変化や感情の動きに敏感に反応します。モルモットと飼い主さんの間に信頼関係が出来れば、モルモットはリラックスし、愛くるしい仕草や表情をたくさん見せてくれるでしょう。

とても臆病で繊細なところがある

元来モルモットは草食動物で野生では被捕食動物です。そのため家畜化された現在でもとても繊細で臆病な一面を持っています。

環境の変化に敏感なので初めてお迎えしたときや飼育するケージを新調したときなどは慣れるまでモルモットをそっと見守ってあげましょう。

モルモットの寿命

モルモットは平均して6年から8年の寿命と言われています。個体によっては10年以上生きる子もいるようです。ハムスターなどに比べると長生きと言えるでしょう。

飼うときに注意する点

脱走

モルモットを部屋で放牧するときやケージの掃除や餌やりのときに部屋から脱走してしまわないようにドアなどはしっかり閉めておきましょう。また網戸でも好奇心が旺盛なモルモットは簡単に網を破って外へ出てしまう可能性があります。

外の世界は犬や猫などモルモットにとって外敵がたくさんいます。大切なモルモットの命を守るためにも脱走しないように飼い主さんが注意してあげましょう。

囓る習性がある

モルモットの歯は終生伸びるようになっています。チモシーなどの牧草を食べることで歯を削っていますが、ものを囓ることでも歯を削りストレスを解消する傾向にあります。モルモットをケージの外へ出すときは電気コードや洋服など囓られては困るものは床に置かないようにしましょう。

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またモルモットが食べてはいけないものをしっかり確認しておくことが大切ですね。

ブラッシングをしてあげること

モルモットには年2回の換毛期があります。モルモットは、グルーミングで飲み込んだ毛玉を便として排泄しますが、ときには便では排泄できないくらい大きな毛玉になることもあります。この毛玉症を防ぐためにこまめにブラッシングをしてあげましょう。またブラッシングはモルモットとのコミュニケーションにもなりますよ。

飼育環境の気温と湿度に注意

モルモットは南アメリカの比較的乾燥した地域が原産の動物です。そのため日本のような高温多湿の気候はとても苦手です。室内でモルモットを飼育するときには、気温20℃から26℃、湿度40%から60%に保つことが理想です。最低でも温度15℃から30℃、湿度30%から70%の間に保つようにするといいですね。

またケージは風通しがよく直射日光が当たらないところに置きましょう。

単独飼育がよく懐く

モルモットは単独飼育の方がよく人に懐くと言われています。多頭飼いを希望する場合もモルモット同士の相性によっては別々のケージでの飼育になることがあります。とくにオス同士で相性が悪い場合はお互いが視界に入らないようにケージの設置場所を考える必要があります。

まとめ

モルモットはとても繊細で感受性豊かな動物です。飼い主さんが愛情たっぷりに接すれば必ず可愛い姿や愛嬌のある楽しい仕草で飼い主さんを癒してくれるでしょう。

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