グレートデーンはテレビのコマーシャルでその大きさと優美さで注目を浴びた超大型犬です。このグレートデーンを飼いたいと考えている方も多いことでしょう。ここではグレートデーンの性格と体重、飼い方の注意点について詳しく解説します。
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グレートデーンってどんな犬?
グレートデーンは、ドイツ原産の犬です。イングリッシュ・マスティフとアイリッシュ・ウルフ・ハウンドを交配して作出されたといわれています。
堂々としたその容姿と優雅さを持つこの犬は、「犬の中のアポロ神」とも呼ばれセレブたちのステイタスシンボルともされていました。
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元来は狩猟犬や軍用犬として幅広く人間とともに仕事をしてきました。とくにイノシシなどの大型の害獣駆除のためにスピードとスタミナ、大きな獲物にも向かっていく勇敢さという能力を存分に発揮してきました。現在は、コンパニオンドッグとして愛されています。
グレートデーンは、体高と体長がほぼ同じで立ち上がると人間よりも大きくなります。またJKCのスタンダードでは体高がオスは80㎝以上、メスは72㎝以上とされています。ただバランスのとれた健康な犬ならば、大きい方が良いとされています。
グレートデーンはピーンと立った耳の印象が強いですが、本当は垂れ耳です。イノシシ狩りをしていた頃、イノシシから耳を守るために断耳が行われていました。現在はイノシシ狩りをすることはなくなり、動物虐待とも批判されることから断耳はほとんど行われていないようです。
グレートデーンの性格
とても穏やかで温和な性格の持ち主です。子どもともうまくつきあうことが出来ます。体は大きいのですが、室内ではのんびりとしています。
猟犬の性質を持ち合わせていますが、攻撃的な犬種ではないのでどんな犬とも仲良くすることが出来ます。とても辛抱強い犬とも言えます。またほかの犬や人には少し控えめな接し方をします。
とても飼い主さんに従順で訓練性が高いのでしつけやすいでしょう。体が大きいのでしつけはしっかりしましょうね。
グレートデーンの体重は?
グレートデーンの体重はオス・メスともに45kgから54kgくらいでしょう。体の大きさから考えると体重はあまり重くないですね。
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飼い方の注意点は?
室内飼いがおすすめ
体が大きいので外で飼うことを考えている方にはグレートデーンはおすすめできません。この犬は、家族と一緒に生活することで人間の気持ちを理解し、コミュニケーションをとる犬に育ちます。飼い主さんとのコミュニケーションが従順な犬に育てるためにとても大切になります。
グレートデーンを飼うときには、室内にグレートデーンがゆっくりと足を伸ばして過ごすことが出来るスペースを確保することが大切です。
グレートデーンの平均寿命は、6年から8年と小型犬よりもとても短いので、出来るだけ一緒に過ごすようにしましょうね。
毎日適度な運動が必要
元来イノシシを追いかけていた狩猟犬なので、毎日の運動が大切です。時間をかけた散歩や小走りが出来る散歩などを行いましょう。
ときにはドッグランなどで思いっきり走らせてあげるといいですね。
手入れは最低限で大丈夫
グレートデーンは短毛種なので、被毛のお手入れは比較的簡単です。週1,2回のブラッシングと被毛が汚れたときにぬれタオルで拭いてあげるといいでしょう。ただからだが大きいのでときにはゆっくりと時間をかけて手入れをしてあげましょうね。
マスティフ系なのでときにはよだれを垂らす子もいます。その場合はよだれに注意してあげましょう。
食費や医療費は人間並み
グレートデーンは体が大きいのでやはり食費がかなりかかります。また医療費も小型犬の10倍以上はかかると言われています。グレートデーンを乗せる車も用意しなければなりませんね。
グレートデーンを飼うときは人間が1人増えると考えましょう。グレートデーンを迎えるときは最後までしっかり面倒を見てあげることが出来るかをしっかり検討しましょうね。
まとめ
グレートデーンは、室内でのんびりしているときにはちょっとお茶目なところも見せることがあります。その魅力は、飼い主さんを虜にすることでしょう。しっかりとしつけられたグレートデーンは、最も従順で最高の家庭犬になるでしょう。
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