カナヘビは「ヘビ」と名前がついていますが実はトカゲの仲間です。日本では庭や草むら、公園などでよく見かけることがある爬虫類です。日本原産のカナヘビを飼ってみたいと思うことはありませんか?ここではどこでカナヘビを買うことができるのか、またカナヘビの食べ物や環境について詳しく解説します。
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カナヘビとは?
日本で見られるカナヘビは「ニホンカナヘビ」と呼ばれ、春から夏にかけて活発に活動しています。爬虫類なので冬場は冬眠しています。
ヘビという名前がついていますがトカゲの仲間です。主に昼間に行動し涼しい朝方や夕方にエサを捕食します。とても生命力があり日本各地に生息しています。
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肉食性の爬虫類でクモ、アリなどの虫を主食にしています。ただその生態はまだ不明な点が多く、最も身近にいますが最も謎が多い生き物といえるでしょう。
カナヘビはどこで購入するの?
カナヘビは自分で捕獲することが出来ます。虫網などで捕まえるといいでしょう。
またカナヘビはペットショップで販売しています。価格は1匹数百円というところでしょう。それぞれのショップで価格が違うので直接問い合わせてみましょう。
カナヘビはとても臆病
カナヘビはとても臆病な生き物です。野生の個体を捕まえて飼育するときは、人影に驚いてしまい大きなストレスとなってしまうことがあるので注意が必要です。
ペットショップで購入した個体は比較的人間になれていることが多いので扱いやすいでしょう。カナヘビは、慣れてくると手に乗せることもできますよ。
カナヘビのエサは?
カナヘビは主に昆虫を食べています。飼育下ではコオロギ、ゴキブリ、ミルワームなどを与えることになります。ただしミルワームは、カナヘビにとっては栄養価が低いのであまりおすすめできません。
ときには自宅の近くでバッタやクモ、イモムシなどの昆虫を捕獲して与えると大変喜びます。ただ公園などでは除草剤や殺虫剤が散布されていることがあるのでエサとなる昆虫を捕まえるところとしては不向きと考えましょう。
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飼育下では不足した栄養素はサプリメントで補うことになりますが十分とはいえないでしょう。とくにカルシウムは不足しやすいのでカナヘビのエサとなるコオロギなどを飼育するときにコオロギなどのエサの中にいりこなどを混ぜて与えるといいですね。エサとなるコオロギなどに十分な栄養を与えることが大切です。
エサの大きさはカナヘビが飲み込めるくらいのものです。市販のコオロギならMサイズまでです。
カナヘビの環境はどうする?
カナヘビを飼育する上で一番大切なのが環境です。臆病な性格のカナヘビがストレスを感じることが少なくなるような環境が必要です。
飼育に必要なもの
1, 深さのある水槽
野生のカナヘビは木に登ることもあるので立体的に動くことができる深さのある水槽がおすすめです。長さはカナヘビの2倍から3倍が必要になります。
2, フタ
登ることが得意なので脱走防止のためにはフタが不可欠です。カナヘビが通れないくらいの金網がおすすめです。室内で脱走するとカナヘビにとっては命に関わる問題です。
3, 照明
紫外線などを補助的に供給するために爬虫類専用のライトを使うといいですね。
4, 床材
できればカナヘビが住んでいたところの黒土を入れてあげるといいですね。また腐葉土なども適しています。床材が乾燥しないように気をつけましょう。
5, 枝や水入れなど
枝などを立体的にレイアウトすることが大切です。また水入れは爬虫類用のものを使うといいですね。身を隠すことができるようにシェルターも用意してあげましょうね。
日光浴が大切
カナヘビは日光浴が必要です。毎日、日光浴をさせてあげましょう。ただし日光浴のさせすぎは熱射病の原因にもなります。水槽内に日陰を造りカナヘビが日陰に移動したら日光浴は終わらせましょう。
温度管理に注意
カナヘビは変温動物なので温度管理が大切です。カナヘビは24℃位の気温が適しているので日中の温度管理に注意が必要です。
まとめ
カナヘビは人に慣れると手乗りもしてくれます。またピンセットでエサを与えることができます。とても身近なカナヘビですがわからないこともたくさんあります。身近で謎の多いカナヘビを観察してみるのもいいですね。
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