アオダイショウは日本各地に生息しているヘビです。爬虫類が好きな方にとって一度は飼ってみたいヘビともいわれています。ここではアオダイショウの性格や寿命、値段や飼い方の注意点などについて解説します。
Contents
アオダイショウとは
アオダイショウは日本全国どこにでも生息しているヘビです。ただハブが多く生息している沖縄ではアオダイショウは生息していないといわれています。またアオダイショウは無毒のヘビなので噛まれても死に至ることはありません。
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アオダイショウは、最大で2mほどにもなる日本で最も大きなヘビとして知られています。神のヘビとして知られている「白蛇」はアオダイショウのアルビノ種といわれています。
アオダイショウの主食はネズミです。そのため人間が住んでいる場所のすぐ近くに生息していることが多いヘビです。山間部や農村だけではなく都市部にも生息しているのでとても身近なヘビといえるでしょう。
アオダイショウの性格と生態
温厚な性格
アオダイショウはとても温厚な性格をしています。アオダイショウに攻撃を加えなければ、触っても噛みつくことはありません。きちんと飼育することでハンドリングや繁殖も楽しむことができます。
また幼体のときに一度人間にいたずらされたことがある個体は、人間に対して攻撃的なことがあります。
木や壁を上る
アオダイショウは木や壁を垂直に上ることができます。木に登ることで鳥や鳥の卵、ヒナをとることができます。
生臭い匂いを出す
アオダイショウは、環境の急激な変化やストレス、危険が迫ったりすることで排出口から大変きつい匂いを出します。環境の変化に慣れてきたり危険が遠ざかることで匂いは薄らいできます。
アオダイショウの寿命
アオダイショウは、その多くが野生下で生活しているため正確な寿命ははっきりとはわかってはいないようです。ただ少なくとも飼育下では10年以上は生きるといわれています。
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飼育下での最長寿のアオダイショウは17年生きたという記録があります。飼育しだいではとても長生きするヘビだといえるでしょう。
アオダイショウの値段
アオダイショウは、日本全国に生息しています。アオダイショウを捕獲し、飼育することもできます。ただ野生の個体は、人に慣れていないため飼育するときは注意が必要です。また北海道に生息しているアオダイショウは青みがかった色をしているのでとても珍しいといわれています。そのため北海道のアオダイショウは、高額で取引されています。
一般的には、ペットショップやアオダイショウを繁殖させているブリーダーから購入することができます。どこにでもいるヘビなので1匹の価格は3000円から5000円くらいでしょう。ペットショップで販売している個体のほとんどは、野生のアオダイショウを捕獲したものといわれています。ペットショップで購入するときは、野生のアオダイショウかを確認するといいでしょう。
アオダイショウを飼育するときの注意点
脱走に注意する
ヘビは少しの隙間からでも逃げ出すことができます。とくにアオダイショウは垂直の壁も登ることができるので飼育ケースは隙間がないようにしっかり管理しましょう。
飼育ケージの大きさはヘビがとぐろを巻いたときの3倍以上の大きさが必要です。とくにアオダイショウは日本最大のヘビといわれていますので少し大きめの飼育ケージが必要です。
餌はマウスがおすすめ
一般的にヘビはカエルなどの爬虫類を好みますが、アオダイショウはジャパニーズラットスネークと海外で言われるくらいマウスをよく食べます。そのため飼育下ではペットショップで販売されているピンクマウスを好んで食べるようです。
シェルター・床材・水を用意する
アオダイショウを飼育するときは、隠れ家となるシェルター・床材・水を必ず用意しましょう。とくにシェルターは、ヘビの隠れ家になるので必需品です。
まとめ
アオダイショウは、餌の食いつきもよく日本に生息しているヘビなので飼育しやすいといわれています。ただかなり大きくなり長生きする個体も多いのでしっかり最後まで飼育することができるかを考えることが大切です。
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