亀は感情表現があまりないといわれています。ただ実際に亀を飼っている飼い主さんたちは何でもない亀の行動に愛情を感じるといいます。ここでは亀に感情があるのか?亀の愛情表現や行動の意味を解説します。
Contents
亀に感情はあるのか?
どの種類の亀でもとても警戒心が強いのでなかなか人間に慣れないといわれています。ただ人間の飼育下で長い間生活している亀は意外にも人間への警戒心がかなり薄なってくるようです。
スポンサーリンク
亀を長年飼育している飼い主さんたちは「亀にも感情があるよ」といいます。亀は犬や猫のように鳴き声を出すわけではありませんよね。
亀は自分の感情を行動で表すようです。飼い主さんは亀の些細な行動を観察することで亀の感情を読み取ろうとしています。また亀にも個体差があるようで感情表現がうまい亀と下手な亀がいるようです。
亀の愛情表現は?
亀は愛情表現があまり上手ではありませんよね。犬のように飼い主さんが帰ってきたからといって喜ぶことはありません。
ただ飼い主さんは識別しているようで飼い主さんにだけなついているということがよく書かれています。飼い主さんにとっては自分を識別してくれているということだけでもうれしいですよね。
亀の行動の意味は?
両手を出してブルブルさせる
亀を飼っていると相手のメスの亀の前で手を出してブルブル振るわせる行動を見かけます。これは亀の求愛行動です。相手に自分をアピールしているのですね。
あくびをする
亀も私たちと同じように大きな口を開けてあくびのようなものをします。人間と同じように眠いからあくびをするのかはまだ分かっていません。
ただ日向ぼっこなどまったりしているときにあくびをすることが多いので亀もリラックスして眠くなったのかなと考えてもいいですね。
スポンサーリンク
ただ大きな口を開けてヒーヒーなどの音が聞こえたら呼吸器官の病気かもしれません。至急病院へ連れていきましょう。
手足を伸ばしている
亀が手足を伸ばしているときはリラックスしているときです。とくに陸上で亀が手足を伸ばしているときは「最高に気持ちいい!」と感じているときなのでそのままそっと見守ってあげましょう。
自分の手足や甲羅をかじる
亀が自分の手足や甲羅をかじるときは亀が落ち着かないときだといわれています。とくに水槽の水替えをしているときにこのしぐさが多くみられるので、亀が落ち着かなくて不安になっているといえるでしょう。
くしゃみをする、口をパクパクさせる
亀も飼い主さんと同じようにくしゃみをすることがあります。ただ飼い主さんと違うのは亀がくしゃみをするときは肺炎などの呼吸器系の疾患にかかっている場合が多いということです。
また口をパクパクさせているときも肺炎などにかかっていることがあります。どちらにしてもすぐに病院へ連れていきましょう。
水槽から脱走したがる、暴れる
亀が水槽で暴れる水槽の壁をたたくなどの行動をするときは、おなかがすいたと餌を要求しているときです。
水槽から脱走したがるときは亀が発情しているか、産卵する場所を探しているかもしれません。また水温が高く暑いときも暴れたり、脱走しようとします。
このほかに単に運動不足の時も脱走したり暴れることがあります。あまりに頻繁に暴れるのであれば飼育環境を見直してあげましょう。水槽が亀にとっては狭いのかもしれません。
穴を掘りたがる
前足で水槽の底にある砂利などを掘ろうとしているときは亀が落ち着ける場所を探しています。産卵する場所を探すときは陸に上がって後ろ足で穴を掘ろうとします。
まとめ
亀は感情表現が少なく人になつきにくいといわれていますが、実際は大きなしぐさではありませんが感情を表現するためにいろいろな行動をします。飼い主さんは亀をしっかり観察することで亀とのコミュニケーションをとることができますよ。
コメントを残す