キュートな表情や仕草で人気急上昇中のカワウソ。そんなカワウソと一緒に生活をしてみたいと思う方が多くなっています。でもカワウソはペットとして個人で飼うことができるのでしょうか?ここではカワウソの購入価格や餌代、性格を踏まえた注意点について詳しく解説します。
Contents
カワウソはペットとして飼うことができる!
カワウソはペットとして個人で飼うことができます。ただ日本では野生のニホンカワウソは絶滅しています。
スポンサーリンク
日本で手に入るカワウソは東南アジアに多く生息しているコツメカワウソです。爪がとても小さいので飼い主さんがケガをするリスクが少ないですね。
カワウソの購入価格は?
カワウソはワシントン条約でレッドリストに入っている種類があります。日本でのカワウソブームによる乱獲などで生息数が激減しているという現状もあります。また個体の輸出制限もあり国内繁殖での個体数も少ないため手に入れるのはとても難しいといえます。
カワウソの価格はカワウソブームによる個体数の減少のため60万円から100万円くらいはすると考えていいでしょう。また若い個体ほど金額が高くなる傾向にあります。
カワウソの餌代はどれくらい?
カワウソは水辺に生息する肉食系の生き物です。野生では主に魚、エビ、カニなどの甲殻類を捕食しています。またカワウソは食欲旺盛な動物なので毎日かなりの量の餌が必要になります。ただ個体差もあるので具体的な餌の量は動物病院や購入したペットショップに聞いてみるといいですね。
個人でカワウソを飼育する場合、毎日魚や甲殻類を用意することは難しいですよね。そこで同じ肉食系のペットである猫やフェレットが食べているフードを与えるといいでしょう。魚や甲殻類はおやつとしてカワウソに与えると喜びます。
餌代は魚や甲殻類とフード代を合わせると1頭につき毎月1万円は最低でもかかると考えておくといいでしょう。
スポンサーリンク
性格を踏まえた注意点は?
陽気で天真爛漫、遊び好きな性格
カワウソの基本的な性格は陽気で天真爛漫、とても遊び好きといわれています。飼い主さんはカワウソとしっかりと遊んであげるなどのコミュニケーションを取る必要があります。おもちゃなどで遊んであげるといいですね。
もともと野生では群で生活しているのでとても寂しがり屋です。かまってもらえないとストレスになってしまいます。
毎日水浴びをする
カワウソは毎日水浴びをする必要があります。飼育する際にはカワウソが水浴びできる十分なスペースと大きめの容器が必要になります。
ケージを用意する
カワウソはとても好奇心旺盛な動物です。飼い主さんがいるときは放し飼いでも目が行き届いていれば大丈夫ですが、留守の時は放し飼いでのお留守番はさせない方がいいでしょう。
部屋の中を荒らされるだけではなく好奇心で危険な状況になるかもしれません。飼い主さんが留守をするときにはケージの中でお留守番させましょう。カワウソは狭いケージは苦手です。少し大きめのケージを用意するといいですね。
カワウソには散歩が必要
カワウソは毎日適度な運動が必要です。カワウソが泳ぎ回れるプールや遊ぶことができる広場が自宅にあればいいのですがストレスをためさせないためにはやはり毎日散歩へ連れ出すことも大切です。
カワウソはとても賢い
カワウソはとても賢い動物です。犬や猫の様にトイレを覚えることができます。また簡単な芸は覚えるので飼い主さんとのコミュニケーションをとる上でもカワウソに芸を教えてみるのもいいですね。
まとめ
カワウソをペットとして飼育するにはかなりの金額と時間的な余裕が必要になるためかなりハードルが高いといえます。またカワウソを診察できる動物病院もまだ少ないといえるでしょう。カワウソをペットにしたいと思ったらまずはカワウソの生態などの基本的な知識を前もって十分に調べておく必要があるでしょう。
コメントを残す