犬の平均寿命が延び高齢犬と一緒に暮らしている飼い主さんも多くなってきています。また医療の進歩により犬もCTやMRIなどの高度医療を受けることができるようになっています。かさむ医療費の負担の軽減を目的としてペット保険への加入を考えている飼い主さんも多いでしょう。ここではとくに高齢犬や年齢不明の犬が保険に入れるのか、さらにおすすめの保険を紹介しましょう。
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高齢の犬も保険に入れる?
犬も人間と同じように10歳を過ぎる頃からいろいろな病気にかかり動物病院のお世話になることが多くなります。そのため飼い主さんの大きな負担となっているのが犬の医療費です。
最近はペットのための医療保険がとても多くなっています。ペット保険に新規に加入することを考える飼い主さんもいるでしょう。ただ大手の保険会社のほとんどは新規に保険に加入できる犬の年齢を7歳もしくは8歳までとしています。
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実際、10歳くらいの高齢になった犬は大手のペット保険に新規加入することはとても困難といえます。でも諦めないでくださいね。高齢の犬でも新規加入できる保険はありますよ。
ただ高齢になると病気になるリスクがとても高くなるのでその分保険料が高くなることは覚悟しておきましょう。
年齢不明の犬は保険に入れる?
保護犬や譲渡犬で血統書などの犬の出生日時を確認できるものがないことがあります。そのため年齢が分からないのでペット保険に新規加入することができないのではと思っていませんか?
犬が年齢不明の場合でも規定の手続きを行うことでペット保険に新規加入することができます。
犬の年齢はいろいろな方法で確認することができます。犬の年齢を判断する専門知識を持っている獣医師に犬の推定年齢を確認してもらうことでペット保険に加入することができます。誕生日は「うちの子記念日」など家に迎え入れた日や飼い主さんの記念日などにすることができます。
必要な書類などはそれぞれの保険会社で多少違うので加入したいと考えている保険会社に問い合わせてみるといいでしょう。
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高齢犬におすすめの保険
ほとんどのペット保険は高齢犬の新規加入はできないと考えて良いでしょう。そのため高齢の犬でも新規加入できる保険はとても少ないといえます。また保険料も若い犬に比べると多少高額となります。
ペッツベスト
犬の新規加入は16歳まで可能です。ただし保険の適応年齢が16歳までなので注意が必要です。
高齢まで新規加入できる保険ですがこの保険は手術やケガに特化した保険です。通常の病気などでの通院には保険が適応されません。プランは3種類でとてもシンプルでわかりやすいといえます。また80%補償なのは大きな強みです。
ただこの保険はとても免責事項が多いことが特徴です。免責内容をしっかり読んで納得した上で契約することをおすすめします。
au損保~ペット保険
10歳になる前までに加入する必要がありますがその後は継続することができます。プランもシンプルで通院ありタイプと通院なしタイプの2つです。それぞれのタイプで70%補償か50%補償かを選択することができます。
保険料が比較的安いという口コミがあるようです。ただし11歳以上の保険料は公開されていません。終身保障です。
アイペット保険
新規加入が12歳11ヵ月までできます。ただし手術と入院のみの補償になります。通院は補償されないことを考慮しましょう。継続契約の場合は終身保障となっています。
手術などの場合費用の90%が補償されます。また誤飲や骨折や脱臼も補償対象となっています。ただし費用が3万円以下の場合は補償対象外となります。
まとめ
多くのペット保険の中でも高齢の犬が新規加入することができる保険は少ないといえるでしょう。高齢でのペット保険の加入を考えるときは、保険料が高額になるため愛犬にとって最も必要と思われる補償が何かをじっくり考える必要があります。
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