子犬の爪はとがって小さいです。爪が伸びすぎると絨毯などに爪が引っかかってしまいケガをするかもしれませんね。また成犬になって爪切りを嫌がらないようにするためにも子犬のころから爪切りに慣れさせることも大切です。ここでは子犬の爪切りについて詳しく解説しましょう。
Contents
犬の爪切りの必要性
犬の爪は爪切りをしないと伸び続けます。そして先端が曲がってしまい肉球に刺さってしまいます。そうなると犬は痛みのために歩くことが困難になってしまいます。
また爪が何かに引っ掛かり折れてしまうこともあります。耳を掻くとき爪が伸びていたら耳を傷つけてしまいますよね。
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このようなことを防ぐためにも犬の爪切りは必要なのです。とくに子犬の爪は小さくてとがっているので伸びすぎないように注意しましょう。
子犬の爪切りはいつごろから?
子犬の場合は、爪が小さくとがっています。そのため大変折れやすいので爪が飼い主さんの服やタオルなどに引っ掛かるようになったら爪を切ってあげましょう。
ただ爪切りは子犬が新しい環境に慣れてからにしましょう。爪切りはギロチン式のものが使いやすいでしょう。
適切な犬の爪の長さは?
犬の爪の適切な長さは、フローリングなどのかたい床材の上を歩くとき「カチャ、カチャ」と爪が床に当たる音がしない長さです。少し短いような感じがしますが、床に爪が当たる音がしたら爪切りをしてあげましょう。
子犬の爪の色は白い?黒い?
犬の爪の色には白い爪と黒い爪に大きく分けることができます。犬の爪の切り方は爪の色によって違います。
白い爪の切り方
白い爪の場合は爪の血管が見えるのでその血管の少し手前まで切ってあげます。
黒い爪の切り方
黒い爪の場合は血管が見えないので少しずつ切りながら長さを決めていきます。爪を切るときは、角を落としながら切っていきます。血管から遠いと爪がパサついています。血管が近くにあると少し湿った感じがします。はじめのうちは一人では難しいかもしれませんね。
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爪切りを嫌がるときの対処法
飼い主さんが犬の爪を切るということは犬のボディーコントロールができているということです。そのため飼い主さんは子犬のころからボディーコントロールできるようにしつけることが大切です。
爪切りは犬にとって体を抑えられるので最初はとても嫌なものです。飼い主さんは焦らず少しずつ爪切りにならしていくことが大切です。基本は犬を褒めながらしつけるということです。
伏せをマスターさせること
伏せのポーズを犬にさせると爪を切りやすいのでしっかり伏せをマスターさせましょう。
足を触ることに慣れさせる
犬は足や足の裏を触られることを嫌がります。伏せができたら飼い主さんが足を触ることに慣れさせましょう。
足の指に触ることに慣れさせる
犬が一番苦手なのが足の指に触られることです。足を触ることに慣れたら足の指や肉球を触ってみましょう。
そして足の指に触れる時間を少しずつ長くしていきます。1本の爪を切るためには最低5秒必要といわれています。最初は5秒足の指を触れるようにしましょう。
爪切りに慣れさせる
犬が爪切りを嫌がらないように爪切りのパツンという音や爪切りが犬の爪に触れることに慣れさせましょう。最初は爪を切るのではなく爪切りの感触を覚えさせるといいでしょう。犬の指1本ずつ爪切りの感触を覚えさせます。
爪切りを嫌がるときはこれらのステップを一つずつ焦らずに行います。この時一つのステップができたら必ずご褒美を上げるといいでしょう。ご褒美がもらえることを覚えることで爪切り=ご褒美(犬にとってのいいこと)となります。
まとめ
爪切りは子犬のころから慣れさせることで飼い主さん自身が行うことができます。犬のボディーコントロールが基本となりますので常にボディーコントロールできるようにしつけていきましょう。また飼い主さんが犬の爪切りをするときに緊張しないように気を付けてくださいね。飼い主さんが緊張すると犬も緊張し、ボディーコントロールが難しくなります。
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