飼い主さんが妊娠・出産するとき今まで世話をしてきた犬をどうするのか?ということはとても難しい問題ですよね。飼い主さんとしてはわが子同然に暮らしてきた犬たちにとってできるだけストレスのないように対処したいものです。また子育てとの両立のコツを考えてみましょう。
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妊娠・出産時の犬の世話はどうする?
飼い主さんの妊娠や出産は犬にとって大きなストレスになる可能性があります。犬や飼い主さんができるだけストレスを感じないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?飼い主さんの対処法として考える3つの方法を紹介しましょう。
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1.飼い主さんの実家に一緒に里帰りをする
実家で出産後しばらく生活するときに一緒に犬も連れて帰る方法です。実家に犬が飼育できる場所と実家の家族の理解が必要ですね。
犬にとって環境が変わるのでストレスを感じる可能性があります。また実家にほかの犬がいるときは、その犬との相性も考える必要がありますね。
2.そのまま自宅で夫などに手助けしてもらう
実家に帰らず出産後、自宅に戻り旦那さんや実家の家族などに手助けをしてもらう方法です。散歩などを旦那さんや家族に行ってもらう必要があります。
犬にとっては環境があまり変化しないのでストレスを感じにくいといえます。
3.犬の出身犬舎やペットホテルに預ける
出身犬舎やペットホテルにしばらく預ける方法です。飼い主さんの負担は軽減されますね。ただ犬によっては飼い主さんに捨てられたと勘違いする可能性があります。
どの方法にするかは飼い主さん次第ですがそれぞれの方法にはメリット・デメリットがあるのでよく考えることが大切ですね。
子育てとの両立のコツは?
出産前から準備を始めよう
飼い主さんの妊娠に気がつき、急に甘えん坊になってしまう犬もいるようです。精神的に不安定になってしまう犬もいるので妊娠中は「あなたが好きだよ」と安心させてあげましょう。
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また出産した後に急に家に赤ちゃんを連れて帰ると、「新しいわけのわからないものがやってきた」と驚いてしまうかもしれません。病院で出産した後に赤ちゃんの匂いのするものを家に持って帰り、犬に匂いをかがせてあげましょう。
また赤ちゃんの鳴き声や動画をスマホで撮影して犬に見せることもいいでしょう。赤ちゃん用に柵のあるベビーベッドやサークルなどを用意するといいですね。
犬の性格を知っておくこと
犬は同一犬種でもそれぞれに性格が違います。あなたの犬は甘えん坊ですか?嫉妬深いですか?赤ちゃんを連れて行った時の犬の反応はとても気になりますよね。
飼い主さんが犬の性格を知ることで犬の反応がある程度想像することができるでしょう。飼い主さんは犬の性格に合わせた対処法を考えておくといいですね。
犬の世話は子どもと一緒に
散歩は犬にとってはストレス発散ができるとても楽しみなものです。多くの飼い主さんが散歩のときは子どもを家に置いて犬と飼い主さんだけで行っているのではないでしょうか。
できれば赤ちゃんのうちから犬と一緒に散歩するようにしましょう。一緒に散歩へ行くことで赤ちゃんも家族だということを犬に教えてあげることができます。
食事の用意も赤ちゃんが大きくなってくると一緒にできるようになりますよね。小さいころから飼い主さんと一緒に犬の世話をすることで子どもにも犬に対する愛情が芽生えることでしょう。
犬を叱らない
赤ちゃんをなめる、赤ちゃんにとびかかるといった犬の行動に悩んでいる飼い主さんの多くは、犬を叱っていませんか?このとき犬を叱るのではなく優しくなだめてあげるようにしましょう。
犬は飼い主さんの愛情が赤ちゃんにとられてしまうのではないかと不安になっているので「あなたへの愛情は変わらない」ということを犬にしっかり伝えてあげましょう。できるだけ愛犬に声をかけ、時間があればかまってあげるといいですね。
ペットシッターなどを利用する
飼い主さんも犬の世話と子育てに疲れしまうこともありますよね。そのようなときは散歩などをペットシッターや散歩代行などのサービスを活用するといいでしょう。
まとめ
犬の世話と子育ての両立は大変ですが、旦那さんなどの家族のサポートがあれば大丈夫。またペットシッターなどのサービスも上手に活用しましょう。大切なのは飼い主さんと犬がストレスを感じないようにすることですね。
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