レース鳩を飼いたい！どこで売ってる？値段は？大会に出場するにはどうしたらいいの？

鳩の帰巣本能を生かして行われる鳩のレース。自分が飼育した鳩がレースに参加するときは、うれしいものがありますね。でも、このレースに参加できる鳩は、一体どこに売っているのでしょうか？値段はどれくらいなのでしょうか？また、大会に参加するにはどうすればいいのでしょうか？

レース鳩を購入するには？

レース鳩を購入するには、ネットオークションがいいでしょう。オークションサイトが3種類ほどあります。

1. レース鳩オークション

http://810-auction.com/start.shtml

2.レース鳩商店街

http://racebato.a.la9.jp/index.htm

3.ABCオークション

http://abc-auction-net.jp/

この3つのサイトのうち、レース鳩オークションが最も生体数が多くレース鳩を初めて購入するには、おすすめのサイトです。また、レース鳩を飼うために必要な物も揃っているのは、うれしいですね。オークションサイトへの登録には、「日本鳩レース協会」「日本伝書鳩協会」会員となることが必要です。

レース鳩の値段は？

レース鳩の値段ですが、オークションに出品されているそれぞれの鳩の血統などによって違ってきます。

平均的な価格は、10000円前後から30000円前後くらいでしょう。血統などがいい個体では、50000円以上することもあります。

また、輸入されたレース鳩の中には100000円以上する個体もあります。

大会に出場するにはどうするの？

レースに参加するためには、「日本鳩レース協会」または「日本伝書鳩協会」の会員になる必要があります。会員になるときには、自分の鳩舎の位置を協会に登録します。そしてそれぞれの地域でその地区の連合会に登録されます。

レースは地区ごとに行われますので、自身の鳩舎のある地区のレース情報を確認するようにしましょう。鳩のレースの場合、鳩の最大飛翔距離が1000kmくらいなので全国大会はありません。最も大きい大会が、東日本CHですね。

レースは、鳩の持つ優れた飛翔能力と帰巣本能を利用して行うレースです。そのため、公正を期するために放鳩場所（鳩を放す場所）から鳩舎までの距離を正確に計る必要があります。そして、鳩が自分の鳩舎に放鳩場所から戻ってきた時間を距離で割り分速を出します。その分速が早い鳩が優勝ということになります。

鳩レースに参加するためには、正確に鳩舎に戻ってくる時間を記録するための記録機が必要になります。足環を着けた鳩が戻ってくると飼い主が記録機に足環を入れ時間を記録します。今は、足環にチップが埋め込まれ、鳩が戻ってくると自動的に記録されるようになっています。

迷い鳩について

レースに参加した鳩がすべて自分の巣に戻ってくるわけではありません。巣に戻る途中で、猛禽類におそわれたり何らかの理由で方向がわからなくなったりします。1000kmのレースでは、自分の鳩舎に戻ってくるのは、全体の1割程度でしょう。その分、鳩が無事に戻ってきたときのうれしさはひとしおです。

もし迷い鳩を保護したらすぐに足環についている番号を確認しましょう。鳩のレースを行っているのは「日本鳩レース協会」「日本伝書鳩協会」の二つしかありません。足環にある番号でどちらの協会のレースかを確認し、すぐに連絡しましょう。協会の方で、適切な対応の仕方を教えてくれます。

まとめ

自分の巣へ戻ってくるという鳩の帰巣本能は、すばらしいですね。大切に育てた鳩が無事に鳩舎に戻ってくるときは、飼い主としてこれほどうれしい瞬間はないでしょう。

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