ダチョウをペットとして飼える?購入価格や維持費、注意点は?

世界最大の鳥として知られているダチョウ。この大きな鳥をペットとして飼ってみたいという夢を持っている方がいるかもしれませんね。それほど魅力的なダチョウですがこのダチョウを日本でペットとして飼うことはできるのでしょうか?また購入価格や維持費、注意点について詳しく解説します。

ダチョウはペットとして飼うことができる

ダチョウ目の中で特定危険動物に指定されているのはヒクイドリ科だけです。ダチョウ科は指定されていないので自治体の特別な許可がなくても個人でペットとして飼育することができます。

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ただ牛や馬と同様にダチョウも家畜伝染病予防法の対象になっているので各自治体ではその施設や飼育方法についての条例があります。ダチョウを飼育するためには各自治体の条例についてしっかり確認する必要があります。

ダチョウを購入するには?

ダチョウのヒナはインターネットなどで販売していることがあります。ただいつもダチョウのヒナを販売しているのではないようです。

最近では全国にダチョウ牧場があります。近くにあるダチョウ牧場に相談してみるといいですね。

ダチョウのヒナの購入価格はどれくらい?

販売されることが少ないダチョウのヒナですが購入する方も少ないので4万円から6万円くらいの価格のようです。

詳しい価格は直接販売している業者や牧場に確認するといいでしょう。

ダチョウを飼うときの維持費はどれくらい?

初期費用がかかる

ダチョウを飼育するためには最低30坪から50坪くらいの広大な土地が必要になります。ダチョウは大きな個体になると体高2mから2.7mくらいになります。体重も160㎏ほどになる世界最大の鳥です。そのためダチョウが充分に運動できる広さを確保しなければなりません。

またダチョウが休息できる小屋と逃げ出さないように広大な敷地を囲む丈夫な柵が必要ですね。とくにダチョウのキック力はものすごい破壊力があります。ダチョウのキックで柵が壊れてしまわないように頑丈に作りましょう。

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ダチョウを飼育するためには広大な土地とかなりの費用が掛かることを覚悟しましょう。

エサ代など

ダチョウは草食です。野菜などを主に与えるといいのですが野菜だけでは必要な栄養素が取れないこともあります。そのためニワトリなどの配合飼料と野菜やおからなどを混ぜたものを与えたりしています。最近ではダチョウ用の飼料も販売されているので便利ですね。

近くに必要のない野菜などを提供してくれるところがあればエサ代はかなり安価に抑えることができるでしょう。また家庭菜園などで野菜を作るのもいいですね。

飼育するときの注意点は?

ダチョウは「グループ」で飼育しよう

ダチョウはオス1頭にメス2,3頭のグループで生活しています。ダチョウをストレスなく飼育するにはより自然に近い状態での飼育が理想です。そのためにもダチョウは単体での飼育を避けオス1頭メス2,3頭のグループでの飼育をおすすめします。

グループで飼育するとダチョウの卵も楽しむことができますね。繁殖期の夏には1回で15個から20個の卵を産みます。

ダチョウが脱走しないようにすること

ダチョウのキック力はとてもすごいものがあります。そのキック力で柵が壊れてしまわないように柵は頑丈に作ります。またダチョウはとても速く走ることができます。一度脱走するとなかなか捕獲することが難しいので脱走防止にはとくに注意が必要です。

ダチョウの寿命は40年以上

ダチョウはとても適応能力が高く丈夫な鳥です。そのため日本各地で飼育することができます。また平均寿命が40年以上なのでとても長生きといえます。最後まできちんと飼育できるかをしっかり考えることが大切です。

まとめ

ダチョウはとてもじょうぶなので比較的飼育しやすいといわれています。ただ飼育するためには広大な土地が必要になります。個人で飼育するにはかなりハードルが高いかもしれませんね。

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