人間を癒してくれる犬!ペットとして人気の犬ですが、今や犬は私たちの生活には欠かせない生き物です。
今回は犬のお仕事(嗅覚を生かした仕事)を紹介します。
犬の嗅覚は人間の1億倍ともいわれています。
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逆に言えば、人間で嗅ぎ取ることができる範囲の
1億分の1でも嗅ぎ取ることができるということです。
Contents
◎ 麻薬探知犬(まやくたんちけん) ◎
麻薬類の匂いをかぎ分けて見つけ出す仕事。
主に空港、港、郵便局で働いています。
任期は約7年。
歴史は意外に新しく、昭和54年にアメリカの協力をえて2頭が導入されました。
現在では、関税で120頭を超える麻薬探知犬が活躍しています。
麻薬探知犬は、麻薬の匂いは覚えても、麻薬中毒にはならないそうです。
犬の種類は、
- ジャーマン・シェパード
- ラブラドール・リトリバー
- ゴールデン・リトリバー
- フラットコーテット・リトリバー
◎ 警察犬(けいさつけん) ◎
日本では、1912年に警視庁がイギリスから2頭を採用したのが最初です。
警察犬の代表的な仕事には、足跡追及活動、臭気選別活動、捜索活動の仕事があり、警視庁や各県警管轄のもと訓練されている直轄犬と、嘱託犬採用試験に合格した犬がいます。
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警察犬に適していると指定されている犬種は
- ジャーマン・シェパード
- ラブラドール・リトリバー
- ゴールデン・リトリバー
- ドーベルマン
- コリー
- エアデール・テリア
- ボクサー
嘱託警察犬の中には指定犬種以外の犬もわずかにいます。
- ミニチュアシュナウザー(和歌山県警の嘱託)
- チワワ(奈良県警の嘱託)
- 柴犬(岡山県警の嘱託)
- トイプードル(鳥取県警の嘱託)
- ジャックラッセルテリア(山口県警の嘱託)
◎ 災害救助犬(さいがいきゅうじょけん) ◎
災害現場において、人を助けるよう訓練された犬です。
地震救助犬、山岳救助犬、水難救助犬がいます。
地震救助犬は、地震による家屋の倒壊現場で被災者の捜索をします。
山岳救助犬は、山での遭難者や行方不明者の捜索をします。
水難救助犬は、海や湖で遭難者救助をします。
最近では、広島の土砂災害において活躍した夢之丞(ゆめのすけ)。
夢之丞は殺処分寸前で保護され、訓練を受け活躍しました。
◎ 癌(ガン)探知犬
まだあまり知られていませんが、がん細胞を嗅ぎ取るといわれています。
ガン探知犬が増えれば、早期発見早期治療が可能になるかもしれませんね。
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