犬にも筋肉をつけるの?と驚く飼い主さんもいるかもしれませんね。でも犬が健康で一生を過ごすためには人間と同じように適度な筋肉が必要なのです。ここでは犬に筋肉をつけるメリットとおすすめのトレーニング方法を紹介しましょう。
Contents
犬に筋肉をつけることのメリット2つ
犬を健康に長生きさせることができる
犬の体は人間と同じように筋肉が大きな役割をしています。筋肉があることで体を持ち上げ立っていることができるのです。
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また心臓などの内臓も筋肉で作られています。筋肉をつけるということは体を健康に維持することにつながるのです。
ただ筋肉は使わないとその量が減少していきます。筋肉の減少は体の基礎代謝力の減少になります。基礎代謝力が低下すると体全体の新陳代謝が悪くなってしまい免疫力の低下につながります。
老化を防ぐことができる
体力は年齢とともに衰えていきます。これはひとつの老化現象なので避けることはできませんよね。でも適度な運動で常に筋肉を鍛えることで筋肉の減少を緩やかにすることができます。
また筋トレすることで飼い主さんとのコミュニケーションの時間が増え、犬の脳へ刺激が増えることで犬の認知症の予防にもなります。
おすすめのトレーニング方法
しつけで簡単筋トレ
「お座り・マテ・伏せ・立て」の基本的なしつけは簡単にできる筋肉のトレーニングです。犬にお座り・マテ・伏せ・立てのコマンドを出しこれを繰り返すことで自然に犬の筋肉を鍛えることができます。
この基本的なしつけは散歩に行くことができないときでも室内で簡単にできるのでおすすめです。またおやつやトリーツをうまく利用することでしつけと筋トレが同時にできますね。
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散歩コースを工夫する
筋肉をトレーニングするためにも毎日の散歩は欠かすことができませんよね。でもどのようなコースを散歩するかによって筋肉の付き方に違いが出てきます。
毎日の散歩コースの中に坂道は含まれていますか?飼い主さんの中には坂道は犬の足腰に負担がかかる可能性があるからと避ける方がいますね。でもこの坂道を上ったり下りたりすることは犬の下半身の筋力アップにとても効果的なのです。
平坦な道ばかりを散歩していると筋肉への負荷が小さいので同じ時間散歩をしても筋肉の付き方に差が出てきます。できるだけ散歩コースに坂道を取り入れてあげましょう。
ただ犬種や個体によって持っている体力には差があります。犬の様子を見ながら散歩コースを決めてあげましょう。
首の筋肉を鍛える
犬にとって首は食事のときや水を飲むときなど頭を支える重要な部位です。首の筋肉を鍛えることも大切ですね。
飼い主さんがおやつをもって犬を座らせます。そしておやつを持った手を上げたり下げたりする、左右に動かして犬が首の筋肉を使ことができるようにしましょう。
関節を柔らかくするためにマッサージをする
飼い主さんとのスキンシップにもなるのが犬へのマッサージです。犬の足をやさしく曲げたり伸ばしたりすることで関節を柔らかくすることができます。
とくに寝たきりや散歩へ行くことができなくなった犬は筋力が衰えてきます。少しでも足を動かすことがとても大切です。
筋肉をアップさせる食事を与えよう
犬も人間と同じように食事にも気を配る必要があります。犬は元来肉食なのでできるだけたんぱく質が豊富で低カロリーの肉がおすすめです。シカ肉や馬肉・鶏肉を与えるといいでしょう。
ドッグフードの場合もシカ肉・馬肉・鶏肉などを主原料としたフードを選ぶといいですね。
まとめ
犬には筋肉が必要なことを紹介しました。ただ犬種や個体よっては筋肉をトレーニングする方法などに違いがあります。また犬が嫌がる時は無理に筋トレをする必要はないでしょう。そのかわり飼い主さんとの遊びや散歩の中に筋肉を使うことを取り入れてあげるといいですね。犬が楽しんで筋肉をつけることが一番大切ですよ。
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