犬に口輪を付けるというと日本では「危険な犬」というイメージがありますよね。口輪=噛む犬というイメージがあるためです。でも本当に口輪は危険な犬だから犬に装着するのでしょうか?ここでは犬の口輪の種類と目的、ストレスのないスムーズな付け方について詳しく解説します。
Contents
犬の口輪とは?
犬の口輪は本来犬の口を大きく開かせないために使うものです。口輪を付けているからその犬に噛み癖があるというわけではないということを知っておきましょう。
犬に口輪を付ける目的は?
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拾い食いの防止
散歩中に石などの異物を食べてしまう犬がいますよね。このような散歩中の拾い食いを予防するために口輪を付けることがあります。
噛みつき防止
散歩中などにほかの犬や人にけがをさせることがないように予防のために口輪を装着することがあります。
動物病院やペットサロンで使用することも
診察や治療・トリミングがスムーズに行うことができるように犬種や犬によっては口輪を装着することがあります。
犬の口輪の種類
バスケットタイプ
〔amazon〕ドギーマン セーフティマスク M
最も多く使用されている口輪がこのバスケットタイプです。口全体をカバーしていますが、おやつや水を飲むことができます。
メッシュタイプ
〔amazon〕Rantow 小/中型/大型犬のための調節可能な革犬の口口犬の噛み付きの安全なペットの犬の口のカバーの口蹄類のメッシュマスク (L size)
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メッシュタイプには革製のものとワイヤー製のものがあります。どちらも通気性がよく、呼吸もスムーズに行うことができます。おやつも食べることができます。
口輪のストレスのないスムーズな付け方
犬は口輪を付けることで大きく口を開けることができなくなります。そのため口輪をいきなりつけてしまうと大きなストレスになってしまい、口輪を付けることを嫌がるようになってしまいます。ここでは犬の口輪のスムーズな付け方を紹介します。
ジャストサイズの口輪を選ぶ
口輪を選ぶときは愛犬の口のサイズをしっかり確認しておきましょう。口輪が大きすぎてしまうと使用中に口輪が外れてしまうことがあります。また小さすぎると犬にとっては窮屈で嫌なイメージが残ってしまいます。
用途に合わせて口輪を選ぶ
口輪は用途に合わせて選びましょう。たとえばバスケットタイプは口全体を覆っているので噛みつき防止に効果があります。またメッシュタイプは無駄吠えや拾い食い防止に効果的です。
口輪に慣れさせる
散歩へ行くときに急に口輪を付けてしまうと犬は驚き、口輪を付けることが嫌になってしまいます。また楽しみであるはずの散歩が嫌なものになってしまうことがあるので口輪を初めて使うときには室内などで口輪に慣れさせることが大切です。
口輪の周りにおやつやフードを置いたりすることで口輪は安全なものと犬にイメージしてもらいます。その後口輪の中におやつなどを入れ自然に口輪の中に犬の口が入るようにしましょう。
また、口輪を付けたままで飼い主さんが遊んであげる、おやつをあげるなど口輪に対して良いイメージを犬に持ってもらいましょう。
短時間から始めること
口輪になれたといってもいきなり長時間口輪を付けると犬にとってはストレスになってしまいます。口輪を付けている時間は5分程度から始めて徐々に装着時間を延ばしていくことが大切です。
口輪にはデメリットがある
呼吸がしにくい
口輪は犬の口が大きく開かないように作られています。そのため口呼吸で体温調節する犬にとって気温が高いときに口輪を長時間使用することは熱射病・熱中症などになる危険性があります。
とくにパグやブルドッグなどの短頭種やゴールデンレトリバーなどの長毛種は口輪装着時の様子に気を付けましょう。
ストレスを感じる
スムーズに口輪を装着することができたとしても口輪を付けるという行為は犬にとって少なからずストレスとなってしまいます。口輪を使用するときは、長時間使用せず必要最小限にとどめておきましょう。
まとめ
本来なら口輪を使用しないことが犬との楽しい暮らしにおいては理想といえます。できれば口輪は飼い主さんと犬との信頼関係を築くことができ、しつけがうまくいくまでの一時的なものにしたいものですね。
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