ボールパイソンは、別名ボールニシキヘビといわれニシキヘビの仲間です。大きくなると1mから1.5mくらいにまで成長します。このボールパイソンは、ヘビを飼うことが初めてで比較的飼いやすいとされています。ここではボールパイソンの価格の相場と種類、飼い方までを詳しく解説します。
ボールパイソンの価格の相場
ボールパイソンにはノーマルとは違った遺伝的に固定された多くのモルフ(種類)があります。その種類によって価格は大きく違います。
ノーマルの場合は、10000円前後から販売されています。アルビノをはじめ多くの種類があります。そのヘビの種類によって大きく価格がちがって大変珍しいボールパイソンだと1匹50万円もする個体もあります。
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大まかに考えてノーマルが10000円前後、アルビノなどモルフによっては10万円前後する個体もあります。
購入をするときは、自分が欲しいボールパイソンのモルフをあらかじめ決めておくと良いですね。また、インターネットなどで欲しいモルフの価格を調べておくと良いでしょう。
ボールパイソンの種類
ボールパイソンにはとても多くのモルフがあります。極端なことですが毎日違うモルフが生まれている可能性があります。
アザンティック(黄色の色素欠乏)アルビノ(黒色色素欠乏により体の色は白色か黄色)ハイポメラニスティック(黒色色素が少ない)メラスティック(黒色が多い)ストライプ(斑紋がつながり縞模様になっている)リュースティック(胴体が不規則に白くなる)このほかにも多くの種類があります。それぞれに模様や色が異なりますが、珍しい種類はなかなか手に入れにくいですね。
好きなモルフを選ぶのは大変ですが、ボールパイソンの平均寿命は10年から15年と長いので好みのモルフを選ぶことが大切ですね。
ボールパイソンの飼育方法
個体を選ぶときに注意すること
多くのモルフがあるボールパイソンですが、それぞれの個体によっても性格や育てやすさが違います。このヘビはコーンスネークより少し神経質なところがあるので初めてボールパイソンを飼う場合は餌慣れ、人慣れしている個体を購入することをおすすめします。
輸入された個体は弱っていたり病気を持っていたりすることがあるので信頼できる業者から購入しましょう。
飼育に必要なもの
ケージ(逃げ出さないように隙間のないもの)
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シェルター(ボールパイソンが隠れることのできる大きさのもの)
床材(ペットシートやバークチック、新聞紙など)
パネルヒーター
水入れ
基本的な飼い方
冷凍ラットや冷凍マウスが一番簡単で与えやすいでしょう。ペットショップやインターネットで販売されています。餌は、3日から4日に1匹位を与えます。餌を与えてもまだ落ち着かないようなら餌が足りないのでもう1匹あたえてみましょう。餌の大きさは、S,M,L,LLなどのサイズがあるので個体の大きさに合わせて与えましょう。
ボールパイソンはアフリカの赤道近くに生息しているヘビです。また変温動物なので外気温に大きく左右されます。ケージの中はつねに30℃前後に保つようにしましょう。
また目が白くなってきたら脱皮の前兆です。脱皮には適度な湿度が必要です。ケージ内の湿度を70%くらいに保ちましょう。個体に直接水をかけるのではなく霧吹きでケージの側面を濡らしてあげましょう。
〔amazon〕初めてでも大丈夫! ボールパイソンの飼い方・育て方
まとめ
ボールパイソンは、ペットとしては最大2mにもなることがある大きめのヘビです。ヘビらしいヘビを飼いたい方には魅力的なヘビですね。見た目は少し怖そうですが、本来は性格的にとてもおとなしいヘビです。人慣れしているボールパイソンなら簡単にハンドリングもできるようになります。ヘビを初めて飼う人でもとても飼いやすいヘビでしょう。
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