犬があくびする本当の理由や意味。多いときは病気?

犬は人間と同様にあくびを良くしますね。でも犬のあくびには人間のように眠いときやリラックスしているからではない大切な意味があることを知っていますか?犬はあくびをすることで飼い主さんに伝えたいことがあるのです。ここでは犬があくびをするときの本当の意味や理由を考えてみましょう。またあくびの回数が多いときには何らかの病気のことがあるので考えられる病気も紹介しましょう。

犬のあくびの理由や意味は?

眠いとき

人間と同じように犬も眠いときにあくびをします。ただ犬は1日のほとんどを寝て過ごしていますね。熟睡していないにしてもただ眠いからだけであくびをすることはあまりないようです。

飼い主さんのあくびが移る

飼い主さんがあくびをすると犬にもうつることがあります。あくびはほ乳類同士のときはうつりやすいといわれています。飼い主さんがあくびをしたときに一緒にあくびをするとはかわいいですよね。

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カーミングシグナルとしてのあくび

カーミングシグナルという言葉を知っていますか?これは犬が自分や相手を落ち着かせるためにする行動のことを言います。犬は人間のように言葉をしゃべれませんね。その代わりにあくびなどの行動で自分の意志を伝えているのです。体で自分の気持ちを表現することは、犬にとっては本能といえます。

犬は基本的には争うことをとても嫌がる動物です。見知らぬ犬に対して犬があくびをするのは、「大丈夫ですよ。喧嘩はしないですよ」と相手に伝えるためです。また、見知らぬ相手に対する緊張から犬自身を落ち着かせるためにもあくびをします。

また飼い主さんがしかっているときに犬があくびをするのは、緊張しているからです。飼い主さんはしかっているのにあくび?と思わないようにしましょう。人間の退屈やリラックスといったあくびとは全く違う意味であることを知っておくことが大切です。

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ストレスを感じたときにするあくび

犬は強いストレスを感じたときにあくびをすることがあります。犬が知らない人になでられるときにあくびをすることがありますね。このあくびは、犬が強いストレスを感じ「やめてください」と言っていると考えられます。

また飼い主さんが触っているときに犬があくびをするときも同じ意味のことが多いのですぐにやめてあげましょう。

病気のサインかも

犬のあくびの回数があまりにも多いときは病気のこともあります。詳しくは次で説明します。

あくびが多いときに考えられる病気があります

口の中の病気

歯周病や口内炎など口の中に何らかの異常があるときに頻繁にあくびをすることがあります。頻繁にあくびをし、さらに口臭がひどいときには早めに動物病院へ連れて行きましょう。

また歯の間に何かが詰まっているときにもあくびをすることがあります。犬の様子を良く観察してみることが大切ですね。

低血糖のとき

低血糖のときは、脳で使われるブドウ糖が減少しているために脳の働きが低下してしまいます。そのため脳の活性化を図るためにあくびをすることで酸素を多く取り入れようとしています。酸素を取り入れることで脳の血行をよくし、脳の活性化を図っているのです。

このほかにも頻繁なあくびには、脳の病気などの大きな病気が潜んでいることがあります。あまりにも愛犬のあくびが多いときには動物病院へ連れて行きましょう。

まとめ

犬があくびをするときには、いろいろな意味が込められていますね。あくびは言葉では伝えることの出来ない犬の気持ちが込められているカーミングシグナルのひとつとしてとても大切なものです。犬によっていろいろなサインがありますが、飼い主さんは犬の状況を考え合わせて出来るだけ早く犬の気持を理解してあげるようにしましょう。

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