短足胴長がかわいいマンチカンという猫を知っていますか?猫界のダックスフンドとしてとくに最近日本で人気がある猫種です。その愛らしいからだと顔でとても人気のマンチカンについて性格や大きさ・寿命を詳しく解説します。また飼い方の注意点も紹介しましょう。
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マンチカンはまだ歴史の浅い猫です
マンチカンは短足胴長が特徴の猫です。1944年にイギリスのジョーンズ博士によって短足胴長の猫として紹介されています。ただ本格的な繁殖は1983年にアメリカでトラックの下で発見されたブラックベリーと呼ばれる短足胴長の猫が妊娠していたことから始まります。この猫から産まれた短足胴長の雄猫がブリーダーに引き取られ、育種が行われるようになりました。
キャットショーには1991年初めて出展されましたが、突然変異とされ猫種とは認められませんでした。その後アメリカ各地で短足胴長の猫が見つかり交配されるようになりました。
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マンチカンはまだその歴史が浅いために国際的な猫血統登録団体であるCFA(アメリカ)、GCCF(イギリス)とFiFe(フランス)は2014年現在、猫種として公認していないようです。ただTICA(ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーション)という団体は1995年にスタンダードを作成し、猫種として公認しています。
まだ猫種としては固定化がされていないのでマンチカンの中にも足が長い子もいます。これから長い時間をかけて種の健全化と固定化が必要といえるでしょう。
現在のマンチカンは、その足の長さによって価格に違いがあります。足が短い猫は価格が高くなる傾向にあります。
マンチカンの性格
穏やかだけど明るく陽気
マンチカンはとても穏やかでお留守番もできる猫です。他の猫や動物とも仲良くできます。
その反面陽気で明るい性格です。その容姿からは想像できないほど活動的でパワフル、走るのも思いの外早いですよ。遊びが好きな猫です。
マンチカンは産まれた環境やペットショップでの飼育状況など環境に大きく左右される傾向があるといわれています。またメスよりもオスのほうが穏やかな性格ともいわれています。
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好奇心旺盛
とても好奇心旺盛な猫です。子猫の時はお留守番の時に部屋のものを悪戯しないように注意が必要です。
猫のおもちゃで遊ぶことが好きなので時間があるときは飼い主さんが一緒に遊んであげるといいですね。
人懐っこく甘えん坊
マンチカンは人が大好きです。飼い主さんと遊んだり一緒にいることが好きな猫です。どちらかといえばオスのほうが甘えん坊さんの猫が多いようですね。
お留守番はとても上手にできますが、帰宅したあとや時間があるときはしっかり遊んであげましょう。
マンチカンの寿命
一般的な猫の寿命は10年から16年といわれています。マンチカンは10年から13年といわれているのでほかの猫よりも多少寿命が短いといえるでしょう。寿命は個体差が大きいのでマンチカンでも20年生きた猫もいます。
マンチカンを飼うときに注意すること
しつけ
マンチカンはとても好奇心旺盛な性格です。そのため悪戯をしないようにしっかりしつけることが大切です。ただマンチカンは臆病なところがあるので叩いたり強くしかることは避けましょう。
マンチカンの鼻をツンツンとしながら「ダメよ」と優しく諭すようにしかりましょう。気長にゆっくりしつけることがポイントです。
遊び
とても活発な猫なのでキャットタワーなどを用意してあげるととても喜びます。マンチカンは足が短いのでほかの猫よりもジャンプ力が劣ります。少し低めのキャットタワーがいいですね。
お手入れ
マンチカンには長毛種と短毛種がいます。長毛種は被毛が絡まないように毎日のブラッシングが大切です。短毛種は週2,3回ブラッシングをしてあげましょう。
体重管理に注意
マンチカンは椎間板ヘルニアなりやすく、太りやすいので体重管理をしっかりしてあげましょう。
まとめ
マンチカンは愛らしくとても穏やかなので初心者でも飼いやすい猫です。ただマンチカンは飼育環境がとても大切なので飼い主さんのたくさんの愛情で健やかに育ててあげましょう。
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