飼い主さんが急に病気やけがで入院しなければならなくなったとき、とても気になることは犬の世話をどうするかということですね。とくに一人暮らしや共働きの家庭の場合はどうするのか、そして犬のストレスを減らす対処法について考えてみましょう。
飼い主さんが入院中、犬の世話はどうする?
病気やけがで入院しなければならないときがあります。もちろん病院へ犬を連れていくことはできません。そこで気になるのが犬の世話をどうするかということです。考えられる方法は次の4つの方法です。
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- 家族に面倒を見てもらう
家族で面倒を見ることができるので犬の環境をあまり変えることなく退院まで過ごすことができます。
- 実家に預ける
ひとり暮らしの方や共働きで面倒を見てあげられない方にとっては実家で犬の面倒を見てもらうことは安心ですよね。ただ実家の家族の承諾が必要になります。
- 動物病院やペットホテルに預ける
長期間の入院でない場合、動物病院やペットホテルに預けることができます。ただし費用がかなり掛かります。
- ペットシッターを依頼する
ペットシッターを依頼し、ペットの世話をお願いすることができます。こちらも世話の内容や拘束時間などに応じた報酬が必要になります。
自宅で犬の世話をお願いするので犬の生活環境が大きく変化することがないというメリットがあります。
- ペット飼育支援センターに一時預かりをしてもらう
ペット支援センターで病気やけがで入院する場合は一時預かりをしてもらえます。この施設は会員登録と月1000円年会費12000円が必要です。いざというときの保険と考えることができますね。また急な手術や入院でも前日までに分かれば犬を預かってくれます。このほか入会には犬の健康状態に関することなど細かい条件があります。詳しくはHPなどで確認しましょう。
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飼い主さんが一人暮らし・共働きの場合
飼い主さんの状況によっては家族に面倒を見てもらうことができないことがあります。とくに一人暮らしや共働きの方の場合は、実家に連れていく、動物病院やペットホテルに預ける、ペットシッターを依頼する、ペット支援センターを利用するという方法が考えられます。
飼い主さんの状況や犬の性格、環境などを考えて飼い主さんがどの方法にするかを選ぶことになります。そこで大切なのは、飼い主さんが入院することになったときに慌てないようにすること。飼い主さんが健康なときに、あらかじめ「もしものときに犬の世話をどうするのか」ということをしっかり考えておくことが大切です。
ストレスを減らす対処法
飼い主さんの入院などで環境が変わることは犬にとって大きなストレスとなってしまいます。飼い主さんはできるだけ犬がストレスを感じないように日頃から対策を考えておきましょう。
後見人を決めておく
後見人とは飼い主さんが犬を飼うことができなくなったときに犬を引き取ってくれるまたは施設や里親を探してくれる人のことをいいます。まずはもしものときに犬を引き受けてくれる「後見人」を決めておきましょう。
後見人の方には犬がよく知っている方が望ましいといえるでしょう。それは家族でなくても大丈夫ですが、犬が信頼している人がふさわしいですね。そのためにも後見人をお願いしたときは、犬と一緒に後見人の方と会うように工夫するといいでしょう。
日頃から慣れさせておく
動物病院やペットホテルに預ける場合は、その環境に慣れさせることが大切です。ちょっとしたお出かけのときに自宅でのお留守番ではなく動物病院やペットホテルに預けてみるのもいいですね。
またペットシッターに依頼するときは、犬がシッターさんを覚えていると犬も安心し、ストレス軽減になります。ときどきペットシッターを利用してみましょう。
まとめ
飼い主さんの入院は、犬にとっても大きなストレスになります。大好きな飼い主さんに会えないということは犬にとってもつらいこと。そのストレスを軽減させるためにも健康なときに、もしもの時に犬をどうするのかをしっかり決めておきましょうね。
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