子犬をこれから飼いたいと思っている方も多いでしょう。特に最近では近隣の方に迷惑にならないようにと無駄吠えの少ない犬がいいという希望が多いですね。ここでは、無駄吠えと言われる犬の吠えるパターンを2つ紹介します。また、この無駄吠えを防ぐために子犬のときから注意しておきたい点を考えてみましょう。
無駄吠えとはどういうものか?
犬にとって人間と暮らし始めてから「吠える」ということは、仕事の一部でした。
外敵が来たことを飼い主に知らせる、また、狩猟に一緒に行ったときは、獲物がいることを飼い主に知らせるということを吠えるという手段で飼い主に知らせていたのです。
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しかし、ペットとして飼われるようになった現在では、犬が吠えるという場面はほとんどありませんね。また、飼い主としてもむやみに吠えられると困ってしまいます。では、無駄吠えと言われる吠え方はどのようなものなのでしょうか?
1.威嚇、攻撃的な吠え方をする
家に知らない人が来たりすると犬は、吠えますよね。
これは自分の家(テリトリー)に知らない人が来たことを群れのリーダーである飼い主に知らせているのです。
ですからこれは犬の本能なので当然のことですよね。でも、飼い主が静止しても吠え続けると、無駄吠えとなってしまいます。
2.要求吠え
散歩へ行きたい、おやつが欲しいなど犬が自分の要求を飼い主に聞いてもらうために吠えることです。
これは犬が飼い主よりも上だと認識しているときによくおこります。
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無駄吠えをさせないためのしつけ方
子犬時に無駄吠えをさせないようにするためのしつけで一番重要なことは、しっかりとした「主従関係」を作ることです。
まずは、飼い主が群れのリーダーであり、犬はこの群れ(家族)の中の最下位であることを教えましょう。
子犬のころは、散歩へ行きたいとか遊んでほしいなどということを吠えることで飼い主に伝えます。その時に飼い主は、かわいいからと言って子犬の要求に答えないようにしましょうね。この要求に答えてしまうと、子犬が「飼い主は吠えることで自分の言うことを聞いてくれる」と思ってしまいます。
散歩に行くときや子犬と遊ぶときは、飼い主がいつはじめるかを決めてくださいね。もちろん終わるのも飼い主が決めるといいでしょう。
また、来客のときに吠えるのは、知らない人が来たことで犬が不安になっているのです。叱るだけではなく静かに抑え込み吠えることは「ダメ」なことだと教えてあげましょう。
飼い主が犬を大声でしかりつけると飼い主も一緒に威嚇していると勘違いすることもあるので大きな声で叱るのは、効果的ではありません。
犬の不安を取り除いてあげることで、犬は吠えることをやめます。犬が落ち着いたらハウスなどへ入れてあげるといいですね。
まとめ
無駄吠えをさせないように子犬のころからのしつけが大切です。子犬のときは、どの犬も大変かわいいのでついつい甘やかしてしまいがちですが、そこは将来の楽しい犬との生活のため飼い主は、グッと我慢をしてくださいね。
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