猫はよくしっぽを動かしていますよね。でもよく見ると猫のしっぽにはいろいろな動きがあることがわかります。猫は自分の感情をこのしっぽの動きで表しているのです。飼い主さんがしっぽの動き別感情表現を知ることは猫の気持ちを知る上でとても助かりますよね。そこでここでは猫のしっぽの動き別感情表現をまとめてみました。
うれしい感情を表しているときの動き
しっぽをピンと立てているとき
甘えたいときやうれしいときによく見るしっぽの動きです。ご飯をもらうときに足の間をくるくる回っているときなどに見ることができますね。
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しっぽの先を少し前に曲げているときは「あいさつ」をしているときもあります。しっぽの先がクエスチョンマークのような形になっているときは飼い主さんに遊んで欲しいことを表しています。
しっぽを大きくゆらゆらとゆっくりと動かす
猫がとてもリラックスしているときの動きです。また飼い主さんと一緒なのでとても安心しているときともいえます。
座っているときにしっぽを縦にゆっくり大きく振る
室内猫の場合窓から外を眺めてしっぽをゆっくり縦に振るときはこれから何をしようかと猫が考えているときです。
しっぽを大きくゆらしたり止めたりしているときは何か考え事をしているときです。このときは猫をそっとしておいてあげましょうね。
攻撃態勢になっていることを表している動き
しっぽがボワッと逆立っている
猫が驚いたときや怖いときにしっぽがボワッ逆立ちます。臆病な性格の猫は良くなるようです。
また自分を大きくみせ相手を威嚇するときにもしっぽが逆立ちます。このときは猫が攻撃態勢にあることを意味します。
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しっぽが山型になる
しっぽを持ち上げ山型になったときは何かに驚いたときや攻撃的な気分になったことを表しています。毛を逆立てるてることもあり猫が攻撃態勢になっていることを表しています。
しっぽをリズム良く左右に大きく振る
大きく左右にしっぽをリズム良く振っているときは相手に「自分は強いんだ」ということをアピールしています。
立ったまましっぽを大きく振る
何かを見つけたときに警戒しながら観察しているときです。すぐに飛びかかる訳ではありませんが興奮状態です。
不安や怒りなどの気持ちを表しているとき
しっぽを足の間に巻き込んでいるとき
何かに恐怖を抱いているときや相手に対して自分は弱いということを伝えようとしています。相手に対して「争いたくないからかまわないで」と伝えています。
しっぽをダランと垂らしているとき
しかられたあとによく見られます。また体調が悪いときもしっぽを垂らしていることが多いので飼い主さんはよく猫を観察しましょう。
猫を抱いたときにしっぽを体につけているまたは早く動かすとき
猫を抱いたときにしっぽを体にくっつけているのはとても怖がっているときです。またしっぽが垂れ下がっているときはリラックスしていると言えます。
抱かれたときにしっぽを早く動かしているときは猫がだっこを嫌がっているときです。ゆっくり動かしているときはとても喜んでいるときです。
座っているときにしっぽをバタバタと大きく振る
猫がご機嫌斜めの時です。飼い主さんは猫をかまったりなでたりしないでそっとしておいてあげましょう。
寝ているときに名前を呼ぶとしっぽを小さく振るとき
せっかく寝ているので飼い主さんに呼ばれたけど起きるのが面倒と思っています。そこでしっぽで返事をしているのです。
まとめ
猫はしっぽの動きで多くのことを表現しています。しっぽの動かし方の微妙な違いで猫の感情が違うことがあります。猫がしっぽを動かしているとき飼い主さんはよく観察して猫の感情をしっかり理解できるようになるといいですね。
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