とても美しい羽が特徴的な孔雀!動物園などで優雅に歩く姿を見ることがありますがこの孔雀をペットとして個人で飼うことができるのでしょうか?また孔雀の購入価格や餌代、性格を踏まえた飼育上の注意点について詳しく解説します。
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孔雀とは?
孔雀はキジ科の大型の鳥です。主に中国から南アジア・東南アジアに生息しています。日本の動物園などでよく見る孔雀はインドクジャクかマクジャクです。マクジャクの方がインドクジャクよりも大きくなります。
とても美しい羽が魅力的な鳥ですがこの綺麗な羽を持っているのはオスだけです。メスは地味な茶色です。見た目だけでオス・メスが判別できます。
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とても大きな鳥で羽根飾りまで2mから3mになることもあります。メスは羽根飾りがないので80cmくらいです。
孔雀はペットとして飼うことができる
孔雀はペットとして飼うことができます。飼育に関しては特別な許可などは必要ありません。
ペットショップなどではあまり孔雀を販売していることはありませんが鳥を専門に扱っているショップでは販売されています。
孔雀の価格はどれくらい?
孔雀は通常はあまり販売されていないようですが国内で繁殖されていることもあり鳥専門店などに問い合わせると手に入れることができます。
おおむね5000円から20000円くらいで販売されているようです。小さい頃はまだ羽根も生えそろっていませんよ。時には10万円位する個体もあります。
餌代はどれくらい?
孔雀の餌はほぼニワトリと同じものと考えていいでしょう。実は孔雀とニワトリは同じキジ科の鳥なのですよ。
餌はニワトリ用の配合餌と青菜や小松菜などを刻んで与えるといいでしょう。またミルワームやミミズなどの動物性タンパク質を時折与えるといいですね。
孔雀の餌代に関する詳しい金額は分からないのですが、餌自体はとても手に入れやすいのでランニングコストとしてはさほど高くないと考えて良いでしょう。目安としては1日に100g程度の配合飼料を与えるといいでしょう。
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性格を踏まえた注意点は?
孔雀はとても攻撃的
孔雀はとても攻撃的な鳥です。そのため人にもあまり懐きにくいといわれています。大型の鳥なので飼育には注意が必要です。とくにオスは発情期になると攻撃性が強くなるので気をつけましょう。
また孔雀は爪がとても鋭いので飼育するときには引っかかれないように注意する必要があります。
孔雀はあくまでも観賞用に飼育するということを覚えておくといいですね。
オス同士では飼育しない
孔雀はオス同士での飼育は避けましょう。オスはとても喧嘩しやすいので同じ小屋での飼育には不向きです。複数飼育するときはオス1羽にメス1,2羽がいいですね。
鳴き声が大きい
孔雀の鳴き声は思いの外大きくさらに甲高いので街中での飼育は難しいといえるでしょう。孔雀の鳴き声は特徴的であまり聞き慣れない声といえます。とくに繁殖期にはよく鳴きますので周りに迷惑になる可能性があります。
飼育小屋は4坪(12㎡)くらいが必要
孔雀は室内で飼育できる鳥ではありません。孔雀飼育用の飼育小屋を用意しましょう。小屋の大きさの目安は孔雀が十分に歩き回って運動できる広さが必要です。孔雀1,2羽で4坪ほどは必要になります。
飼育小屋の中にはえさ箱、水飲み、止まり木、繁殖を望むなら産卵用の箱が必要です。また孔雀はあまり飛ぶ鳥ではありませんがかなり高く飛ぶことができます。飼育小屋には孔雀が飛び出して脱走しないように屋根をつけておきましょう。
砂や土が必要
孔雀は砂浴びや土浴びをして寄生虫などを駆除しています。飼育小屋の中は土や砂を入れておきましょう。また衛生のために土や砂は定期的に入れ替えるといいですね。
まとめ
孔雀を飼育するためにはかなり広い土地が必要になります。また寿命も約20年ととても長いので最後までしっかり面倒を見ましょうね。
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