オカメインコは、オウムの仲間です。でもセキセイインコやオウムほどたくさんの人間の言葉をしゃべることはできないようです。オカメインコは野生では群で生活している鳥です。仲間とのコミュニケーションのためにいろいろな鳴き方をします。ここでは、オカメインコの鳴き方の意味・鳴き方の種類について考えてみましょう。
Contents
オカメインコの鳴き声は気持によって違う?
オカメインコは、オウムの仲間ですがオウムのように人間の言葉をうまくしゃべることができません。短い単語なら覚えることもありますよ。
野生では「群」で生活しているため仲間同士のコミュニケーションは主に鳴き声で行っています。そのためオカメインコは、その鳴き声にはいろいろな気持ちが込められています。
スポンサーリンク
オカメインコの鳴き方の違いを知ることは、オカメインコの気持ちを知ることにもなりますよね。個体差があるオカメインコなので、すべてのオカメインコに当てはまるわけではありませんが、代表的な鳴き方を知っておくと良いでしょう。
オカメインコの代表的な鳴き方
飼い主との信頼関係が十分にできていればいろいろな鳴き方で楽しませてくれます。ただ、賢いところもあって、飼い主を呼ぶために鳴くこともあるので注意が必要です。
1,「ピッ」という短い鳴き声
これは地鳴きといって仲間に自分がいる場所を教えている鳴き方です。また、親鳥が雛を呼ぶときにも良くこの鳴き方をします。
飼い主に対しても仲間としてこの鳴き方をするのです。ときには、飼い主にお腹が減ったと訴えるときにもこの鳴き方をすることがあります。
2,「ピュロロ、ピュロロ」という鳴き声
この鳴き声は、オカメインコの鳴き声の中でも一番きれいな声だといわれています。本来なら雄が雌に求愛するときになく鳴き声です。雌に気に入ってもらうために雄は一番きれいな声で鳴くのですね。そのためこの鳴き声は雄特有のものです。
スポンサーリンク
飼い主との信頼関係がしっかりとできていれば、オカメインコは「飼い主さん、大好き~」という感じで鳴きますよ。
3,「ギャ、ギャ」という鳴き声
怒りや不安、ストレスなどが大きいときに良くこの声を出します。鳥かごが汚れているなど飼育環境が良くない、オカメインコにとって何かストレスがあるときなど飼い主にどうにかして欲しいときに鳴く声です。
この声で鳴いたときは、オカメインコにとって何が問題か、ストレスなのかを確かめ、飼育環境などをチェックしてみましょう。
4,呼び鳴き
オカメインコは寂しがり屋なところがあります。飼い主の姿が見えなくなると「ぴっ」とか「ぴっー」などそのインコによって違いますが飼い主を呼ぶような鳴き方をします。これは「飼い主さん、大好き」の裏返しなのですがあまりに鳴かれると困ってしまいますよね。
オカメインコに呼ばれたからと行ってすぐにケージのところへは行かないようにしましょうね。オカメインコはとても賢いので、読んだら飼い主がきてくれると思い、いつでも呼び鳴きをするようになります。
オカメインコの鳴き方には個体差がある
基本的な鳴き方を紹介しましたが、オカメインコの鳴き方にはとても個体差があります。飼い主と一緒に生活していて自然に言葉を覚えることもあります。オカメインコにつけた名前は、良く覚えます。また短い単語は、覚えるのでコミュニケーションのひとつとしてオカメインコにいろいろ教えてみるのも楽しいですね。
まとめ
オカメインコは、鳴き方によって自分の気持ちを飼い主に伝えようとします。とても飼い主とコミュニケーションを取ることが好きな鳥です。オカメインコが鳴いたときは、オカメインコの気持ちを考えてあげましょう。また、アイコンタクトも好きな鳥です。きれいな声で鳴いたときや言葉を覚えたときなど、オカメインコの目をみながら褒めてあげるととても喜びますよ。
コメントを残す