日本のどこにでもいる野良猫の代表的な存在のキジトラ猫。このキジトラ猫には不思議な魅力がありますよね。そこでキジトラ猫を飼ってみたいという方のために性格や寿命、値段や飼い方の注意点などを詳しく解説します。
キジトラ猫とは?
日本猫には三毛猫、タキシード、キジトラ、チャトラ、ブラックなど被毛の色が数種類あります。野良猫としてよく見かける猫たちですね。
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キジトラ猫はその中の1種類で日本猫の元祖的な存在です。キジトラ猫の祖先はリビアヤマネコといわれています。キジトラ猫はブラウンベースにブラックの縞模様が基本です。全身縞模様と白が混ざっている子がいます。
同じような縞模様の猫にサバトラ猫がいます。サバトラ猫はキジトラ猫から派生した猫ですが、交配している間にベースがグレーになった猫です。このほかベースがブラウン、縞模様がブラウンのチャトラ猫もいます。
キジトラ猫の性格は?
臆病で警戒心が強い
キジトラ猫は臆病で警戒心が強い子が多いですね。またリビアヤマネコの持つ野生の血を色濃く持ち合わせているので人見知りするタイプの子が多いでしょう。
心を許すと究極の甘えん坊
警戒心が強い猫ですが、一度心を許した相手には態度が一変、とても甘えん坊になります。ただいつもデレデレしているわけではなく、気分が向かないときはそっけない態度をすることも。
キジトラ猫はツンデレという典型的な猫の性格を持っているといえるでしょう。
とても活発
キジトラ猫は野生の血が強いので俊敏でとても活発な子が多いでしょう。猫は夜行性なので夜中にバタバタ運動会をすることもあるようです。また虫や鳥、ねずみなどを捕獲することが得意な猫なので飼い主さんへのプレゼントとして持ってくることもあります。
キジトラ猫の寿命は?
適切な飼育環境でのキジトラ猫の寿命は、約15年です。ただ野良猫などの厳しい環境下ではその寿命は4,5年ともいわれています。個体差がありますが、キジトラ猫にとって快適な生活環境を整えてあげることで長生きすることができるでしょう。
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キジトラ猫は基本的には雑種なので純血種よりも遺伝的疾患が少なく、体が丈夫なので病気になりにくい猫です。
キジトラ猫の値段は?
キジトラ猫は野良猫として日本各地で見かけることができます。そのためキジトラ猫はペットショップでは販売されていません。
キジトラ猫を飼うためには、野良猫を捕獲するか保護団体などで里親になるという方法になります。子猫から飼育するにはこまめに保護団体のホームページなどをチェックし、譲渡会などに積極的に参加しましょう。
キジトラ猫の飼い方の注意点は?
キジトラ猫が好きな生活環境を整えること
キジトラ猫はとても活発でやんちゃな子が多いので十分に運動できる環境を整えるといいでしょう。
上下運動ができるキャットタワーや段差を歩くことができるキャットウォークなどを用意してあげるといいですね。家具の配置を変える、段ボールなどで飼い主さんが工夫することも飼い主さんにとっては楽しみですね。
危険なものは猫の届かないところに置く
やんちゃで元気いっぱいの個体が多いキジトラ猫を室内で飼育するときは、いたずらされると困るものや危険なものは猫がいる部屋とは違う場所へ移動するか、猫の届かないところへ置くことをおすすめします。
先住猫や子どもに注意する
先住猫や子どもが一緒に生活するときは、キジトラ猫が環境に慣れるまでケージに入れておきましょう。
キジトラ猫はとても警戒心が強く、臆病なところがあります。キジトラ猫が落ち着くまではケージに入れ、慣れてきたら飼い主さんがみているときにケージから出してみましょう。
トイレのしつけ
キジトラ猫はとても賢い猫です。トイレのしつけはとてもしやすいでしょう。キジトラ猫はとても清潔好きなのでいつも清潔にしておくことが大切です。
まとめ
日本中でよく見かけるキジトラ猫の魅力は一度気を許した飼い主さんにはとても甘えん坊になること、そして猫らしい性格を持っていることですね。一度キジトラ猫を飼育するとその可愛さに魅了されてしまいますよ。
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